トロピコ (Tropico)

2001

『トロピコ』 (Tropico)は2001年にWIN用として発売されました。

PopTop Software社から発売されたミニスケープの日本語移植版になります。

<感想>

本作は2001年の12月に発売されたのですが、一時期絶版になっていたようでして。
2009年に再販されたみたいなので、今ならそれが入手しやすいのでしょうか。

今はPCで新作のSLGも数が少なくなってきているのですが、2001年末から2002年頭の1・2ヶ月でCIV4にトロピコにキャピタリズム2と、目玉となる経営SLG・ミニスケープが多く発売され、どれからプレイしようと非常に悩んだものです。

また、年間を通じても経営SLGやミニスケープは多かったですからね、
今となっては贅沢な時期だったのかなと。
そんなジャンル的には豊富だった時期に発売された『トロピコ』ですが、SLG好きの間でも、最も盛り上がった作品の1つではないでしょうか。

「ビバ・プレジデンテ!(プレジデンテは大統領の意)』ということで、舞台となるのは南国カリブの島国です。
プレイヤーはそこで大統領になり、島の治世を行うことになります。
基本は箱庭ゲーム(ミニスケープ)なのですが、大きな特徴が2つありました。

一つは南国を舞台にした世界観ですね。
世界観や雰囲気の感じ方は人それぞれなのでしょうが、本作の世界観が良いって感想も結構見かけたので、多くの人に支持されたということなのでしょうね。
箱庭系の作品もいろんな種類が出ていますが、こういうのは中々ないだけに、一つの特徴と言えるのでしょう。

それと、本作は大統領として国を統治しますので、経営SLGとか箱庭系のSLGとしての側面だけでなく、政治SLGないし政治シミュレーターとしての側面も有していました。
街の発展は当然しなければならないのだけれど、選挙で負けて地位を失えばそれまでですからね。
設定された期間までに、如何に自分の地位を守りきるかという作品でもありました。

<評価>

ミニスケープや経営SLGも決して数が多いとは言えないまでも、それなりにはいろいろとあります。
でも、政治SLGとしての方向性も有した作品となると、その数は激減してしまいます。
政治SLG自体の数が非常に少ないだけに、なおかつ普通以上に楽しめるとなると、本当にオンリーワン的な魅力が生じてきます。
そのため、総合でも名作といえるでしょう。

続編の2は雰囲気が異なる作品になっていますし、3は初代を3Dにリメイクという位置付けにあります。
最新作の4は3の改良版らしいですね。
3と4は未プレイでよくわからないのですが、評判が良さそうなら最新作でも構わないと思います。
でもちょっと怪しげであれば、この初代に挑戦しても良いのではないでしょうか。
初代は少なくともこの手が好きな人であれば、プレイして絶対に損をしない作品だと思いますね。

ランク:A(名作)

Last Updated on 2025-02-23 by katan

コメント

タイトルとURLをコピーしました