『ドラゴンアイズ』は1991年にPC88用として、GAMEテクノポリスから発売されました。
GAMEテクノポリスの第1弾となる作品でした。
<概要>
GAMEテクノポリスというのは、テクノポリスとフェアリーテールが共同制作するときの名義で、実際の制作はフェアリーテールになります。
そのGAMEテクノポリスの作品第1弾が本作で、他にもメカ部分を「スタジオぬえ」が担当したということで、話題になった作品でもありました。
ゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。
<感想>
世界観はファンタジー+SFと言えば分かりやすいのでしょうか。
あるいは、スペースオペラ風のファンタジーでも良いかもしれません。
舞台は宇宙を船が飛び交う近未来的な設定なのですが、キャラがいわゆるファンタジー風だったり呪文だの何だのとあるわけで、つまりはごっちゃになった世界なわけですね。
まぁ、これはこれで独自のものを作れたとも思えますし、基本的には良かったのだと思います。
ただ、宇宙を股にかけ、凄く壮大そうなのに、実は大したことなかったりで、ストーリーそのものはわりと平凡だったように思います。
一見すると凄そうな大作感が漂っていただけに、少々肩透かしにあった感じでした。
システムも平凡なコマンド選択式ですし、コマンド欄の最初にキャンセルコマンドがあったりで微妙に煩わしく、その辺も印象は良くなかったです。
もっとも、必ずしも悪い部分だけではなくて、キャラクターは可愛いうえに、原画枚数も200枚を超えるボリュームで、とても良かったです。
この頃にはグラフィックに力を入れるブランドが増えましたが、その典型例と言えるでしょうね。
また、冒頭でも書いた「スタジオぬえ」の手がけたメカですね。
これが、とても格好よかったわけでして。
アダルトゲームに出てくる戦艦の中でもトップクラスでしょう。
<評価>
総合では、グラフィックの良さとストーリー等のチープ感が相殺しあい、結局はギリギリで良作ってところでしょうか。
絵を重視しない人には佳作以下もありえたわけで、期待したわりにはという意味では、ちょっと残念な作品でもありました。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-08-25 by katan



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