『ドッぴゅんドンぴ写』は1993年にPC98用として、ピーチソフトから発売されました。
タイトル名に特徴のある作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはP&C式のADVになります。
具体的には、アイコン選択式でした。
主人公は、普段からパンチラ写真などを撮り、雑誌に投稿するという、投稿マニアになります。
次第にもっと過激な写真を撮りたくなった主人公は、プロのカメラマンになろうと思います。
そこで、有名なカメラマン「アラーイ」に弟子入りしようとしたところ、アラーイから、8人のタレントのヌードを撮ることができたら弟子にしてやるという条件を出されます。
<感想>
タイトルに特徴のある作品であり、良くも悪くも今はこういうタイトルの作品は出てこないのでしょうね。
主人公の設定だけを見ると、盗撮ゲーかと勘違いしそうですが、実はそうではありません。
本作では、まずマップ上から移動先を選択し、あちこちで情報を得て、ターゲットの居場所を聞き出します。
そして、ターゲットとの会話により、ヌードの撮影許可を得ます。
ここでHシーンとなるわけですが、Hシーンではアイコンを選択するタイプになります。
少しずつ服を脱がせてとか、あちこち触って感じさせてとか、この時期のアダルトゲームは、Hシーンはアイコン選択式という作品が増えたように思います。
私は、Hシーンはそのまま見たい派なので、Hシーンのアイコン選択式は、正直なところ、あまり好きではありません。
しかし、その辺は好みの問題でもあるでしょうし、私に合わなかっただけで、こういう作品が増えていたということは、当時のユーザーには、それなりに支持を得ていたということなのでしょうね。
(とはいえ、今は廃れていることからすると、完全に支持されたわけでもないのでしょうが。)
本作に関しては、テキストは悪くなかったように思いますが、ナンパゲーとして肝心のCG(キャラデザ)が弱かったように思います。
撮影という言葉に惹かれて購入した作品でしたが、普通のナンパゲーだったら躊躇していたかもしれませんね。
<評価>
独特の味わいがある作品ではあるので、決して楽しめないわけではないのですが、本作ならではといえるような特徴があるわけでもなかったですし、総合では凡作とします。
ランク:D(凡作)
Last Updated on 2024-09-24 by katan
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