『あやかし草子 ~逢魔が時の夢~』は、2003年にWIN用として、Mermaidから発売されました。
炉理&おさわりの、無駄に大容量な作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはポイント&クリック式ADVになります。
商品紹介・・・
主人公「桐生御魂」は晴明神社の末社。
代々「陰陽師」としての修行を続けてきた家系だが、御魂はまったく無関心。
それどころか妖怪等を信じていない始末で、神主である御魂の祖父「桐生寅吉」の頭を悩ましていた。
そんなある日、妖怪たちが蠢き始める。
修行を怠っていたせいで「憑物落し」のやり方がわからない御魂は、えっちによる精神開放という方法で、憑物落しを成功させてしまう。
<感想>
今では、ごく一部の間で、有名となった作品ですね。
ゲームは5話構成で、1話につき、4体の妖怪と、1体のボス妖怪が登場します。
移動先を選んで情報を集めつつ、ボス妖怪を倒せば、次回へと進みます。
妖怪は、ぷにぷにした炉理な女の子ばかりであり、Hすることで退治できます。
そしてこのH部分が、画面上でキャラをクリックするシステムになっています。
マウスで少女をおさわりしていく形式の作品も、90年代まではよくありましたし、今は今で同人ゲーに少なからず存在します。
しかし、ゼロ年代のこの時期は、商業はノベルゲーばかりになっていましたし、同人及び低価格路線は今ほど市場が大きくないことから、おさわりゲーもあまり存在していませんでした。
ある意味、アダルトゲーム市場で最もおさわりゲーが少なくなっていた時期かもしれないわけで、それだけに本作は、貴重な作品だったといえるでしょう。
また、上記のとおり、現在は主に同人ゲーにおいて、おさわり系の作品が存在しますが、同人ゲーはボリュームが少ないですからね。
本作のように、26人もの炉理なヒロインがいる作品は、今でも極めて稀と言えるでしょう。
そういう意味では、本作の持つ価値というのも、あまり失われていないのかもしれませんね。
とはいえ、ストーリーが良いわけでもないし、ゲーム部分が優れているわけでもないので、それほど面白いって作品でもありません。
しかも、CD5枚組で3GBもあり、インストールに無駄に時間がかかることから、余計なストレスもかかります。
ただ、そういう部分もひっくるめて、存在感のある作品ではあったのでしょう。
<評価>
総合では佳作としておきます。
この時代には稀だったというだけで、私自身はPC98時代とかに、散々この手の作品をやったこともあり、個人的には、あまり優れている作品とは思えません。
しかし、同系統の作品がなくなっていくなか、この時期に、世の主流とは異なる形式で、明確なコンセプトの下で製作されたということ自体、それはそれで評価に値するように思います。
現在はプレミア状態にありますが、過度に期待しないで、なおかつ炉理っ子のおさわりゲーが好きならば、十分楽しめるのではないでしょうか。
Last Updated on 2025-08-25 by katan



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