『DALK外伝』は2002年にWIN用として、アリスソフトから発売されました。
『DALK』が1992年の発売ですから、10年ぶりの作品だったわけですね。
<感想>
『DALK』は1992年に発売されたSRPGで、地下1000階まであるという、当時では圧倒的なやりこみ要素を有していました。
(なお、WIN用の移植版では100階までしかありません)
そのため、一部では熱狂的なファンもいたわけですが、その外伝が約10年ぶりに発売されるとなったのですから、これは驚くなって言う方が無理でしょう。
私はそれほど熱狂的なDALKファンというほどでもなかったのですが、基本的にアリスの大ファンでこの頃は全作品購入していましたし、10年ぶりという言葉にも弱いですからね。
それで無条件に購入を決定したものです。
実際、ちょっとひねりを加えたSRPGということで、いかにもアリスらしいSRPGでした。
この年のアリスは低価格ゲームを何本か出しており、個人的には『ランス5D』とか他のゲームの方が期待値は高かったんですね。
でも終わってみれば、単純に楽しめたかという観点からは、本作が一番だったように思います。
もしかしたら、アリスの低価格ゲームで1番満足したのもこれかもですね。
それくらい、満足度は高かったです。
とは言うものの、良くも悪くも低価格ゲームですからね。
ストーリーとかは薄いです。
その辺を期待して買うと、あまり楽しめないと思います。
<評価>
ゲーム性の高さとストーリーの薄さを相殺して、仮にこれがフルプライスとかだったら佳作より低く判断したでしょうね。
ただ、この価格でこれだけ遊べてやり込めるってのは、素直に凄いなと思うわけでして。
総合では佳作と判断しておきますが、そのコスパを高く評価すれば良作もありえる作品でしょうね。
こういうサプライズは嬉しいので、できればぷろGシリーズやさやかちゃん物語も出して欲しいものです。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2025-03-21 by katan
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