『クリムゾンガールズ2』は2012年にWIN用として、クリムゾンから発売されました。
漫画的な演出が更に進化した作品でしたね。
<概要>
商品紹介によるあらすじは以下の通り。
女探偵集団クリムゾンガールズにとあるイベントサークルへの調査依頼が舞い込む。
黒羽みつ 泉アリサ 紫月マキノの3人はイベントホールへ潜入操作をすることに。
しかし3人とも罠にはまり、捕まって怪しいクスリを飲まされてしまう。
黒羽みつはイベントホールのテーブルの上に乗せられて、ローションを塗りたくられたカラダを四方八方から嬲られる。
泉アリサは金網リングに入れられて素人格闘家に屈辱の寝技をかけられ、さらに2対1で抵抗することさえ許されず、観衆に見られながらイカされまくる。
紫月マキノは主催者の変態男の陰湿な責めになんとかガマンし続けるものの、最後は騎乗位で下から突かれまくってはしたない声をあげて果てる。
<感想>
クリムゾンガールズシリーズとありますが、エロ重視の作品ですし、本作からのプレイで問題はないでしょう。
内容的には概要にある通りです。
ゲームジャンルはノベル系のADV。
Flash系の作品のため、操作性は普通のADVより悪いです。
しかし後述するように漫画的手法で描かれた作品であり、絵と音とテキストとの一体感という意味では、一般的なノベルゲーよりも上ですからね。
トータルではプラマイ0なのかなと。
ただ、『クリムゾンキャッツ』ではお触り機能とかもあり、その点で一般的なノベルゲーよりゲーム性があるとも言えました。
本作はそれがなくなってしまっているので、結論としては上記のような感じになってしまうのかなと。
本作はデジタルノベル(インタラクティブノベル)と分類されており、音声付のデジコミのような作品です。
そのように説明すると、どれも同じように感じてしまうかもしれません。
しかしグラフィックやカットイン、噴出しの使用の仕方で、同じ物語、同じデジタルノベルでも大分雰囲気が異なってきます。
クリムゾン作品も、これまでにも漫画的演出の作品はあるのですが、本作に至ってようやく満足できるレベルに達した感があり、使い方が上手くなったように感じました。
少しずつではありますが、確実に成長していますね。
<評価>
総合では佳作としておきますが、上記のように進化を感じさせる部分もありますので、その点を重視すれば良作でも構わないのかもしれなせんね。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-11-29 by katan
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