俺はツマキラー ~妻5人、娘5人、親子丼おかわりっ!~

2011

『俺はツマキラー ~妻5人、娘5人、親子丼おかわりっ!~』は、2011年にWIN用として、OLEから発売されました。

完全に絵買いですね。人妻モノも好きでしたし。

<感想>

ツマキラーというと人妻モノを想像しちゃうのですが、あんまりそういう要素はなかったですね。

人妻を攻略したい、特にその背徳感を楽しみたいって人だと、あまり楽しめないように思います。

むしろ注目すべきはサブタイトルの方なのでしょう。
本作には5組の親娘が登場しますので、それに主人公が手を出す親子丼を堪能するって感じの作品と考えた方が、素直に楽しめるように思います。

まず長所から書きますと、望月望さんの絵がとても良いですね。
どちらかというと私はイベント時より立ち絵の方が好きなのですが、何れにしろいつもながらに良い感じです。
特にメインヒロインたる主人公の婚約者は、見た目はかなり好みでしたし。

他にもこのブランドの特徴でもありますが、立ち絵の服装をチェンジできたり(裸にもできます)、Hシーンの角度を変えられたりと、細かな部分は良く作られているように思います。

まぁここまででも、私のように絵が好みなら元は取れるでしょう。
ただ、それ以上の上積みはなかったし、逆に絵が好みでないなら楽しめない可能性が高いでしょう。

というのも、まずボリュームが少ないのです。
5組の家族ごとに物語があるので、全部で5本のストーリーがあります。
あまり関連性がないので5本のオムニバスっぽくもあるのですが、一つ一つが短いので、あまり深みがありません。
また、全体でもボリュームがありません。

それと、18歳以上の人がプレイするゲームなので、いちいち注意する必要もないと思いますが、主人公の婚約者に大きな娘がいるんですね。
でも当然ながら主人公の実娘ではないし、婚約者もバツ一となります。
まぁ、設定からすれば当り前で事前に分かりきったことですが、未プレイで実娘かと勘違いしている人がいれば、注意しておくべきでしょう。

欲を言えば妻は熟女で良いから、実娘にしてほしかったかなと。
この婚約者、というか内縁の妻は見た目は凄く好みだったのですが、内縁の妻とHするのは普通のことなんですよね。
だからあまり盛り上がらない。
むしろその娘とのHの方に背徳感があったわけで、実娘に力を入れていればまた違った印象にもなりえたでしょうに。
或いは婚約者もなまじ良いキャラだっただけに、ストーリーにもっと力を入れてくれれば、また違っていたんでしょうにね。

<評価>

全体としては、完全な絵だけゲームってやつですね。
私のように絵が凄く好みであればギリギリ佳作って感じで、そうでなければ凡作と思われても仕方ない作品でした。

ランク:C-(佳作)


俺はツマキラー

DL版
俺はツマキラー dl

Last Updated on 2024-12-17 by katan

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