アナザーコード 2つの記憶

2005

『アナザーコード 2つの記憶』は2005年にDS用として、任天堂から発売されました。

ハードの初期というのは、まだゲームの数も少ないですからね。
あまりそのゲームに向いてないだろってのがすぐに分かる場合でも、購入されるケースが多々あるわけでして。
そして当然の如く不満が出てくるわけです。
そういうのってプレイした人にも不幸だけど、ゲームにとっても不幸だよなって思ったりします。
本作もまた、そんな作品の1つでした。

<感想>

ゲームジャンルはP&C式のADVで、内容的にはミステリー物になります。

ADVは元々ボリュームが少ないのが多いのですが、本作は特に少ない方に入ります。
そのため、ゲームにある程度のボリュームを求める人には、このゲームは向いていないでしょう。

また、煽り文句からは推理ゲームっぽく感じるのですが、実際のゲームは特に推理という要素に重点が置かれていません。
この部分に期待して購入しちゃった人もいるでしょうが、推理を期待すると物足りなく感じちゃうでしょうね。
この2点+ストーリー自体も特に優れたものではないということが、不満点の大きなところなのでしょう。

確かに、これらは欠点と言われても仕方ないところでもあるのですが、本作には長所もあるわけでして。
まず、DSの機能を最大限に活かした謎解きですね。
DSといえばタッチペンですが、正直なところ私はたかをくくっていたんですね。
タッチペンと言ったって、PCでマウスクリックするのと同じだろって。
でも、DSには他にも機能があるわけで、それを活かすことでこのハードは何が出来るのかを示したことは、驚きもありましたし評価されて然るべきだと思います。
特にハード初期はこういう要素って大事ですからね。
このハードを買わなければ味わえない体験ってのは、高い金で本体を購入したことも納得させられますし、優越感にもつながりますから。

また、携帯機のグラフィックなどショボイだろって思ってたら、独特の雰囲気で凄く良いんですよね。
これまたDSの可能性を見せつけられたようで、素直に驚きましたね。

<評価>

全体としては長所も短所もあるわけですが、総合的にはそれらを相殺して良作ってところでしょうね。
欠点もある、特にボリュームが少ないことから万人向けとはいきませんが、DSで何が出来るかを示してくれた点は、やっぱり評価されるべきなんだと思いますね。

ランク:B-(良作)


Last Updated on 2026-02-09 by katan

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