瀬里奈

2004

『瀬里奈』は2004年にWIN用として、アトリエかぐやから発売されました。

アトリエかぐやの代表作としても名高い作品でしたね。

<感想>

私が比較的高く評価しやすい要素の一つとして、その媒体を上手く活かせているかというものがあります。
つまりアダルトゲームならば、アダルトゲームであることを存分に活かせているかってことですね。
その具体例の1つに、恋愛ルートと陵辱ルートの並存、すなわちプレイヤーの選択次第で、ハッピーにもバッドにもなるというものがあります。
本作には恋愛ルートと陵辱ルートの双方がありますので、端的に言えば私好みのゲームと言えるのでしょう。

しかも本作を作ったのは、エロで定評のあるアトリエかぐや。
恋愛ルートには恋愛ものとしての濃厚なHが、陵辱ルートにはこれまたハードな陵辱が用意されているわけです。
両方とも実用度が高いゲームは、そうはないですからね。
まぁ、人気が出るのも分かるってものでしょう。

ゲームジャンルはノベル系ADVで、ストーリー的には寂れた田舎の村と掟をメインとした、いわゆる伝奇ものになります。
ストーリー自体に関して言えば特に悪いというわけではないのですが、少々物足りなかったのかなと。

<評価>

総合的では、佳作ってところでしょうか。
本来は好きな路線のゲームのはずですし、実際普通には楽しめたのですが、良くも悪くも普通って感じでしたからね。
恋愛ルートのストーリーがもう少し良ければ、必然的に双方のギャップも際立ってきます。
その部分のストーリーが物足りなかったから、どうも今ひとつしっくりとこなかったのでしょう。

ただ、あくまでも個人的な印象のレベルではあるのですが、私は今と違いゼロ年代前半の頃のかぐやには良い印象がありませんでした。
その見方が少し変わった作品でもあるわけで、以後このブランドに注目するようにもなるのですが、同時にまだ楽しみきれていない部分も残っていたわけで、世間の評価よりは辛いものになってしまったかもしれませんね。

ランク:C-(佳作)

Last Updated on 2026-01-12 by katan

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