『オトスタツ』は2002年にPS2用として、SCEから発売されました。
ゼロ年代に入り、斬新なパズルゲームが少なくなってきました。
その中で発売された本作は、久しぶりに凄く新鮮な気持ちでプレイできました。
<感想>
ゲームジャンルはアクションパズルゲームになります。
もともと私は、パズル系のゲームが大好きで、昔は良くやったものでした。
当然『テトリス』にもかなりはまったのですが、以後はあまりやらなくなりました。
その理由は大きく2つあります。
1つ目は、アクション要素が主のパズルより思考重視系の方が好みだからです。
本家の『テトリス』は、その斬新さからはまってプレイしていましたけどね。
本質的には好みとややずれることから、同系統の類似作品には食指が動かなかったのです。
2つ目は、テトリスもどきの落ち物パズルばっかりになったことです。
仮に好みのタイプであったとしても、同じようなシステムでは飽きてしまうのですよ。
私は、PS時代の『IQ』は凄く楽しめました。
もっとも、それからまた間が空いてしまいました。
それでPS2で何かないかと探し、出会ったのが、この『オトスタツ』でした。
ゲームのルールは簡単です。
マス目で区切られたフィールドに水、木、土の3つのパーツを落とすと、建物が建ちます。
落として建てるから、オトスタツなんですね。
かようにルールは単純なのですが、その分だけ奥深くて、連鎖のテクニックもいろんなものがありましたし、プレイしながら少しずつ身についていったように思います。
斬新な作品って、奥深いスルメゲーだったとしても、それがユーザに伝わらなければ、きちんと面白さを理解してもらえませんからね。
その点、本作は、初心者がやってもついていける分かりやすさ、途中でテクニックを身につけていく過程のもっていきかた、それにやり込み要素と、とても完成度もバランスも優れた作品でした。
また、本作の画面は、横スクロールというパズル系にはやや珍しいタイプでした。
スクロールするので、ゆっくり考えているわけにはいきません。
厳密にはアクションパズルなので、本質的には私の望むものとは異なるわけですね。
でも、横スクロールであるとか、どんどん建物が出来上がっていく様子であるとか、とにかく新鮮な感覚でプレイできるわけでして。
とにかくプレイしていて非常に楽しかったですね。
私ですらどうにかなりましたので、アクション系が大の苦手な人でも大抵は大丈夫でしょう。
ただ、やり込んでいくとどうしてもアクション性は無視できませんので、一応アクション系の他の作品と同様に評価はしません。
ただ、主観的に凄く楽しかったわけで、PS2のパズルといえばこれだろって思い浮かべる作品とはいえるでしょう。
落ち物パズルの画面内のものが消えていく快感も良いですが、連鎖で画面中に華やかに建物が出来上がっていくのも、これはこれでとても爽快感があります。
落ち物パズルはもういいよ、たまには違う物もやりたいというのであれば、本作は絶対にオススメの1本といえるのではないでしょうか。
久しぶりにアイデアと練り込みの優れた作品に出会えた感じで、満足度の高い1本でした。


Last Updated on 2024-05-05 by katan


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