『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』は、2020年にWIN用として、アリスソフトから発売されました。
令和のアリスソフト第一弾となる作品であり、上々の出だしと呼べる作品といえるでしょう。
<概要>
ゲームジャンルはRPGになります。
瀬戸内海に面した企業城下町『亜総義市』――
ここに住む市民らは一企業にすべてを制御される生活を送っているが、不満も疑問も抱く事はなく、与えられる平和を享受していた。
しかしこの高潔な街にも『抗亜』――そう呼ばれる不穏分子は存在し、武器を手にヒトやモノを奪う『ヒトカリ』、身体で資金を稼がせる『ハルウリ』など、秩序を否定する行為を繰り返していた。
勢いを増す抗亜、存在抹消を図る企業、やがて来る『生誕祭』。
全てを喰らいながら、街は大きく動き始める――
<感想>
チャンピオンソフト時代も含めると、昭和、平成、令和とゲームを作り続けているのが、アリスソフトになります。
いや、本当に凄いですよね。
そのアリスソフトの令和最初の作品が、この作品になります。
ランスシリーズ、闘神都市シリーズ、大シリーズ等、これまでにも大作のシリーズを展開してきたアリスソフト。
ランスシリーズが完結したこともあり、新しいシリーズの登場を待ち望んでいた人も多いでしょう。
グラフィックの色使いからして、アリスも新しいものを作りたいんだなという気持ちが伝わってきて、期待したくなってきます。
まぁ、今回はあまり細かいことは書きませんが、グラフィックも良いですし、キャラも個性的ですし、ゲームとしても遊べますし、何よりエロくてゲームとしても楽しめる、しかもそのゲーム性はエロに直結しているということで、まさにエロゲらしいエロゲといえ、たぶんほとんどのユーザーが満足できるように思います。
そういう意味では、誰にでもすすめられる作品といえるでしょう。
ただ、個人的にひっかかった点を挙げるとするならば、題材的には80年代からあるようなネタであり、ネタ自体は別に珍しいものではないといえます。
それから、本作はRPGではあるのですが、いろいろ制約されるタイプのシステムであり、本質的にSLGっぽいです。
近年のアリスのRPGは、楽しみ方の本質部分がSLGっぽい作品が多いので、あまりRPGをプレイしたという気持ちになれません。
個人的には、もっとRPGらしいと思える作品がやってみたいですね。
<評価>
本作を名作と評する人がいても、全然不思議ではないし、それだけの内容の作品だとも思います。
だからあくまでも個人的な感想とはなってしまうのですが、題材的にもシステム的にも、結局良くも悪くもここ数年のアリスっぽい作品であり、思ったほど新鮮さを感じられなかったので、総合では良作にとどめています。
面白くはあったけれど、もうちょっとだけ、方向性を変えてほしかったですね。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-08-07 by katan



コメント
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ドーナドーナが最初に製作発表されたのは17年の秋頃だったと思うので
開発から3年ほど経過してプログラマーさんが変更される経緯もあり
無難に仕上げたなといった印象でした。
今現在Fanzaで超昂大戦というアプリガチャゲーが
アリスのメインの開発状態になってるようなので
いっそのこと本作もDMMアプリゲーで出したほうがより注目されたのかもと。
インターフェイスがスマフォゲーっぽく操作もタッチで十分こなせそうなので。
アリスに限った話ではないですが次作情報が途切れているのがやや気になるところ。
今年中に1本は新作を出すでしょうがハニホン見て次作情報に期待していた世代としては
一抹の寂しさが。
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>灰の風来人さん
個人的にはPCゲーの方が嬉しいのですが、時代的にはアプリゲーの方が注目されたのでしょうね。
昔は会誌を読んで、そこに掲載されていた新作情報を凄く楽しみにしていただけに、新作の情報がないというのは、とても寂しいですね。。