『真愛の百合は赤く染まる』は、2019年にWIN用として、バグシステムから発売されました。
和泉万夜さんの百合+グロな作品ということで、注目した作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
新しい町に引っ越してきた「真奈美(まなみ)」。
彼女はレズビアンであり、同じクラスの「愛実(まなみ)」に想いを寄せてしまう。
最初はそれを隠していたが、すぐに見抜かれてしまい、衝撃的な言葉を聞かされる。
「私もね……女の子が好きなの」
互いの想いを通じ合わせることができるようになった2人。
しかしその関係は、徐々にいびつなものへと変化していく。
「まなみ」の愛に「まなみ」はどこまで応じることができるのか。
やがて、真奈美と愛実以外の人間達も巻き込んで、物語は大きく歪んでいく……。
<感想>
本作は、同ブランドの『死に逝く君、館に芽吹く憎悪』が楽しめたのと、和泉万夜さんの作品ということで注目していた作品でした。
タイトルに百合と入っているから、冒頭でも百合と書いたのですが、あらすじにレズと書いてあるとおり、百合というよりレズという方向性で考えた方が良いかもしれませんね。
一般論で話すならば、精神的な側面を重視する百合と、肉体的側面へのグロ要素というのは、食い合わせが悪いでしょう。
グロと組み合わせるのであれば、レズの方だと思います。
本作も、グロ目当てなら楽しめるでしょうが、百合好きだとそうでもないように思います。
百合好きよりもレズ好きの方が楽しめるのではないでしょうか。
まぁ、百合もレズも好きという人も多いでしょうが、レズではなくあくまで百合にこだわる人だと、本作を楽しめるかは少し疑問が残ります。
グロ+レズ自体は必ずしも珍しくはないでしょうから、グロ+百合ということで、食い合わせの悪そうな方に、あえて挑戦したと考えることもできるでしょう。
そういう意味では意欲的な作品なのかもしれませんが、結果的には食い合わせの悪さを覆せるほどの面白さはなかったかなと。
それなりには楽しめたのですが、『死に逝く君、館に芽吹く憎悪』ほどではなかったです。
あと、なんか立ち絵が妙にでかくて違和感があったのですが、そう感じたのは私だけでしょうか。
<評価>
総合では佳作といえるでしょう。
とてもニッチなジャンルではありますし、その中で一定の満足を得られる出来にはなっているので、ジャンルに興味があるならば、プレイして損はしないと思います。
他方、和泉万夜さんの過去の名作と比べると、少し物足りなさを感じてしまう作品でもありました。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2024-08-09 by katan



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