レッスルエンジェルス

1992

『レッスルエンジェルス』は1992年にPC98用として、グレイトから発売されました。

グレイトの代表作であったレッスルエンジェルスシリーズの1作目になります。

<概要>

レッスルエンジェルスシリーズは、女子プロレスを題材にした、カードバトルSLGになります。

後に派生版も発売されていることから、いろいろややこしくはなっていますが、PC98時代の正式なタイトルは3作品ありました。
もっとも、3はある意味、番外編的な立場の作品で、独立性が強くなっています。
他方で、2は1作目である本作の直接の続編になります。
したがって、2をやる前には、できるだけ1作目である本作をプレイしてもらいたいです。
そういう意味でも、重要な作品となりますね。

<感想>

さて、レッスルシリーズと言えばカードバトルであり、ゲームシステムはカードバトルによるSLGとなります。

具体的には、1~Aの数字が刻まれた、「投」「極」「打」など6種類のカードが配られます。
これを互いに出し合うことになるのですが、基本的にはカードの数字の大きさが強さになるものの、そこに技の難易度やキャラの能力値により修正が加わり、白熱したバトルを楽しむことができました。

このカードバトル自体は、ドキドキカードリーグでも用いられているもののアレンジでもありますし、その女子プロ版とも言えるのかもしれません。
もっとも、ドキドキカードリーグよりも、ずっと面白さが増しています。
2以降は更に洗練されていきますから、少しずつ着実に進化していったって感じなんですよね。

まぁ、面白くなっていること自体は歓迎するのですが、いつもながら私はそれだけでは心を揺さぶられません。
新鮮さも伴わないとって思うタイプですからね。
その点、本作は、女子プロレスという珍しい題材を扱いつつ、カードバトル時にプロレス技がアニメーションで展開されるわけで、その点に新鮮さを感じることができましたし、カードリーグからのゲーム性の向上と相俟って、楽しさにつながっていったわけですね。

<評価>

そういう意味では確実にカードリーグより面白くなっているのですが、本作を名作と言うには、もう1つ何かインパクトが足りないとも思うわけでして。
そのため、総合では名作に近い良作としています。

まぁ、その何かを満たしたのが同じ年に発売された続編であり、続編はシステムを更に洗練しつつも、ストーリー性も大幅に向上させてきました。
それにより、レッスルエンジェルスという世界が出来上がったわけです。

というわけで、本作自体は足りない面もあったのでしょうが、シリーズ通じてのエースとも言えるマイティ祐希子が主人公ですからね、2への基礎を作ったというだけでなく、ファンとしては、どうしてもやらなければという作品でもあり、評価以上に思い入れの強い作品でもありました。
っていうか、単に私がマイティ祐希子が大好きで、それで思い入れが強くなっただけかもしれませんけれど。。。

もちろん、「むとめ」や「ちだね」も大好きなのですが、やっぱり「マイティ祐希子」が1番好きな私としては、マイティ祐希子を主人公にした長編ストーリー物を、もう1本くらいやってみたかったように思いますね。

ちなみに、レッスルエンジェルスには、「愛蔵版 レッスルエンジェルス」という書籍が存在します。
ファン必携の書籍といえますので、このシリーズが好きな方は買って決して損はしないと思います。

ランク:B(良作)

Last Updated on 2024-08-26 by katan

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