『5時間目のヴィーナス』は1995年にPC98用として、フェアリーダストから発売されました。
同名のアダルトアニメをゲーム化した作品でした。
<感想>
アダルトアニメの草分け的存在として有名なのが、フェアリーダストが制作した「くりいむレモンシリーズ」でした。
最初の作品は84年だったそうですが、87年に新くりいむレモンシリーズとして仕切りなおし、その第1弾が『森山塔ゲストスペシャル 5時間目のヴィーナス』となります。
そして本作は、そのOVAをゲーム化した作品になるわけですね。
本当はOVAとの比較ができれば一番良かったのでしょうが、以前のフェアリーダストのゲームの記事でも書いたように、基本的にアダルトアニメには関心が薄かったものでして。
そのため、オリジナル版を見ていないんですよね。
そのわりにはフェアリーダストのゲームは結構やっていたわけで、これは内容面の独特の雰囲気やエロさには惹かれたものの、OVAという形式に若干の抵抗があって手を出し切れなかったからなんです。
さて、本題に入りまして、本作のゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。
あらすじとしては、主人公は校医となり、ヒロインのしめじちゃんの悩みを払拭しつつ、校内に起きた事件の解決をすることが目的となります。
OVAの方は美術教師となっているようですので、どうやらヒロインは一緒だけど、他の設定は違うみたいですね。
まぁ、ストーリーはあってないようなものでして。
メインはエロ、つまり今でいう抜きゲーに属するのでしょう。
頭身が高めで、あ~これ何か80年代っぽいなと思わせるデザインですが、逆にそれが他の作品との差別化にもつながるわけで、個人的には長く最後まで常駐していた作品でした。
お~これすげぇ~とかって感じる作品ではないのですが、細く長く忘れた頃にプレイをしたくなる、そんな作品だったのです。
如何せん98時代の作品で音声がありませんので、最近はちょっと見劣りがしてしまうのですが、こういう絵柄の抜きゲーはあまりないですから、比較的魅力は劣化しないタイプの作品なのかもしれません。
<評価>
総合では、主観的には好きな作品でもあったのですが、出来そのものは特に秀でていたわけでもないので、佳作に止めておきたいと思います。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-10-30 by katan



コメント