『罪悪感 「お願い・・・ こんな姿見ないで」』は2002年にWIN用として、ルネから発売されました。
凌辱シーンに特色のあった作品でしたね。
＜概要＞
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
若くして成功を収めた実業家、木内賢一（主人公）には他の男の恋人や妻などを寝取る事でしか性的興奮を得られないという奇妙な性癖があった。
自分の欲求を満たすためにはでゅ段を選ばない賢一は、幾度と無くその行為を繰り返していたものの、
決して満足できてはいなかった……。
そんな矢先、甥の悟が彼の元に婚約者の佐倉美咲を連れて挨拶にやって来る。
近々結婚するという二人の幸せそうな様子と、美咲の美貌は賢一の嗜虐心を煽るには十分過ぎた。
「無垢な花嫁を新郎の前で蹂躙する！！」
この恐るべき思考と共に、賢一の頭の中にある計画が浮かび上がる。
賢一は二人の新婚旅行として、自分の所有する豪華客船の航海の旅に招待する事にした。
何処にも逃げ場の無い海の上へ。
＜感想＞
主人公は他の男の恋人(妻)を寝取る事でしか興奮を得られないため、基本的には寝取り物になります。
しかし、Ｈシーンでは女性視点にも変えられましたし、寝取られる男性視点にも変えられました。
これによって、寝取られ物としても楽しめたのです。
まぁ、結局は自分の好きな視点を選ぶでしょうから、どれだけ意味があるかは分かりません。
でも、どの視点にも対応しようとした姿勢自体は良かったと思います。
発売当時はこの類の作品はまだあまりなかったですが、その後は結構数も増えていますので、それなりに需要のある路線なのでしょう。
主人公は何度も陵辱して調教しますが、堕ちていく描写や調教のバリエーションなど、実用性という観点からは結構良く出来ていたように思います。
ただ、幾つか難点もありました。
まず、本作はマップから移動場所を選ぶタイプのゲームなのですが、難易度がかなり高かったです。
本作はこの部分で大分損しているように思いますね。
ストーリー自体にそれほど魅力がない上にこの難易度ですから、先に進めようって意欲が沸きにくいゲームなのです。
それと、キャラはとても可愛いのですが、塗りがケバケバしくて原画と合っていないように感じました。
＜評価＞
総合的には佳作ってところでしょうか。
エロ自体は良かっただけに、濃い塗りとシステムの悪さが残念な作品でした。
まぁ普段はあまり塗り云々にはこだわらない方なのですが、今回はどうも違和感がってことで1ランク下がっています。
塗りの好みも人それぞれですので、特に問題ないよって人ならもっと楽しめるのではないでしょうか。
ランク：Ｃ（佳作）
Last Updated on 2025-03-13 by katan
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