『虜ノ契 家族のために身体を差し出す姉と妹』は2012年にWIN用として、Guilty eXから発売されました。
極道の世界を舞台に、複数人プレイが中心の作品でした。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
商品紹介・・・
家族のために体を差し出すことになる姉と妹が恥辱に塗れる!
極道の組長の孫という立場のヒロイン達、組長の方針で組とは関係無い世界で暮らして欲しいと、関わらせないよう育てられてきた。
育ててくれた組が存亡に瀕し自らの体を差し出すことで組を守ろうとします。
今まで極普通に暮らしてきたヒロイン達が非日常に堕とされる、理不尽さや覚悟を決めたヒロインが堕ちる様が好きな方にお勧め
・BGV(バックグラウンドボイス)
Hシーンの台詞が無い部分でも喘ぎ声が聞こえるシステムです。
・NMS(ヌキメイクシステム)
通常一つしか選択再生できないエッチシーンを複数個のエッチシーンを連続再生が可能となるシステムです。
・すっぽんぽんシステム
立ち絵をいつでもどこでも好きなときにボタン一つで裸にすることが可能となるシステムです。
<感想>
グラフィックに惹かれた作品なのですが、確か原画はこれがデビュー作だったかな。
前にプレイして良かった原画は後に絵買いすることもあるけれど、自分にとって初となる原画の場合、サンプルだけで絵買いってことは最近はなくなってきていまして。
それで他の情報も参考にして判断するのだけれど、本作は容量が3G近くありまして。
容量が多ければ良いってものでもないし、フルプライスで無駄に多い作品はかえって嫌に感じるのですが、ミドルプライスだと今でも1G以下の作品もざらにありますからね。
ミドルプライスの本作でこの容量は多いよなと、それが後押しになった作品でした。
まぁ、立ち絵をヌードにするモードなど個人的に好きな要素はあるものの、一枚絵自体は55枚なので、結局は価格相当なんですけどね。
さて、本作は女性主人公であり、組が存亡に瀕したことを契機に次々と犯されることになる、いわゆる陵辱ものになります。
Hシーンの傾向としては、多人数による輪姦が多いです。
輪姦好きならプラスになるでしょうし、逆に1対1が好みだと使えるシーンは少ないでしょうね。
個々のHシーンも長いですし、かと言って極端なエロ重視っていうわけでもなく、それなりにシナリオにも力を入れています。
また、主人公であるヒロインが簡単には墜ちませんので、その点も良好と言えるでしょう。
と言うわけで、基本的には良い作品なのかなと。
いろんな人に対応していそうですからね。
ただ、個人的には思った程はまれなかったわけでして。
例えば序盤で名もないモブの女性が目隠しで犯されるのですが、しかもそこでもしっかり書き込んでいるので長めだったりします。
そういう誰だかもわからない、表情も分らない女性のHシーンを長々やられても、何だか入っていきにくいんですよね。
またシナリオにも力を入れようとしてエロ以外の時間も長いのだけれど、大して盛り上がらないので、結果的に楽めた密度も薄くなりますし。
まぁ主に主観面での問題なので、単に自分に合わなかっただけとも言えるかもしれませんけどね。
<評価>
個人的には普通に楽しめた作品ってことで、可もなく不可もなくって印象の作品でした。
ただ、合わない部分は主観面に依存する部分が多く、上記のように書き出すと結構まともな作品に思えてきましたので、一般的な観点からは多くの人が楽しめる作品だとは思いますね。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2024-12-01 by katan
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