聖なるかな -The Spirit of Eternity Sword 2-

2007

『聖なるかな -The Spirit of Eternity Sword 2-』は、2007年にWIN用として、XUSEから発売されました。

売上的な観点からは、ブランド代表作となるのでしょうか。

<概要>

ゲームジャンルはSRPGになります。

あらすじ・・・
聖なる新名を持つ転生者たち─神々の転生。世界の破滅と創造。
破壊神の転生として生まれた少年。神の能力と記憶に覚醒していく中、人間として生きる事がしがみつく少年たちの葛藤。
この戦いの本当の理由と原因は何なのか?
人の心を失い続ける望の、答えにたどり着く旅が始まる。

<感想>

XUSEというのは、考えてみると、結構いろんな方向性の作品を出しているわけでして。
そういう意味では、PC98時代的な理念を持ち続けた、貴重なブランドといえるのかもしれません。

ただ、PC98時代とは異なり、近年は同じ方向性の作品を出さないと、ブランドのファンが生まれにくいですからね。
私自身は意外性を好みますけれど、予想外の要素を盛り込まれるとキレるユーザーも増えているので、現在においては作品単位のファンは増えても、ブランドとしてのファンは増えにくいのでしょう。

各ジャンルごとに見てみると、そのジャンルを代表するような作品を生み出していることもあり、ブランド代表作についても、その人の好みによって意見が分かれるように思います。
ただ、客観的な売上とかで考えるのならば、この作品辺りが代表作となるのでしょうか。

本作については、直接の続編ではないものの、2003年に発売された『永遠のアセリア』の後継作と言えるのでしょう。
そのことや、貴重なSRPGということもあって、売上も伸びたのでしょうし。

さて、本作の特徴となると、一つはCGが綺麗であることで、もう一つはプレイ時間の長さになると思います。
一枚絵は本当に綺麗で、この年でも最高クラスでしょうし、単純に長所と言うことができます。
他方でプレイ時間は、楽しめた人には長所になるのですが、飽きてくると苦痛にもなりかねないので、一概に長所とまでは言えないのでしょう。

個人的には、ご都合主義が多く、出来の悪いラノベのようで、どうにも飽きてしまいました。
ゲーム部分も、進化はしているのでしょうが、ストーリーの弱さをカバーできるほど、魅力的な面白さをもっているわけでもなかったですしね。

それと、主人公マンセーというか、主人公つぇー系というか、本作はそういう作品なんですね。
なんか少年漫画でも読んでいる気になってきますし、そういうのが嫌でエロゲをやっている私にはマイナスでしかないのですが、この頃からか、そういうエロゲが増えていったわけでして。
そう考えると一般的には、時代の流れに即していたと言えるのかもしれませんね。

<評価>

総合では佳作としておきます。

ただ、長時間遊べる作品ではあるので、ハマればかなり楽しめる作品ではあるのでしょう。
そういう意味では、人によって感想が分れる作品だと思いますね。

ランク:C-(佳作)

Last Updated on 2026-03-23 by katan

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