『てのひらを、たいように』は2003年にWIN用として、Clearから発売されました。
「あ~き~お~ちゃん、がっこいこ~」
3大まきいづみゲーの1つですね。
<感想>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
ストーリーは学園を舞台にした友情物語、シリアス風味ってところでしょうか。
ラノベのような感じで、当時はこういうのが多かったようにも思いますが、正直あまり面白くもないし印象にも残らなかったような。
むしろ冗長な展開と平坦なテキストで、仮に音声を切ったら即刻寝入ってしまうような作品でした。
そういう意味ではかなり大きなマイナスとなるのですが、絵はわりと好みでしたし、何より音声の存在が大きかったです。
上記のセリフをはじめとして、まきいづみさんの魅力を最大限に活かしたようなセリフも多く、まきいづみさんのファンなら絶対にやるべきでしょう。
逆に誰それって知らない人も、やれば作品自体を気に入るかはともかくとして、まきいづみさんのファンになる人は多数出てくると思います。
ちなみに私もその1人で、この作品自体はさほど凄いとも思わないのですが、その後、すっかりまきいづみさんの声が好きになってしまいました。
<評価>
そういうわけで、他の全てのマイナスを声が帳消しにしてしまい、全体では佳作としておきたいと思います。
何はともあれ声が全てな作品であり、この時代らしい作品ではあったように思います。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2025-06-02 by katan
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