スガタ

2001

『-スガタ-』は、2001年にWIN用として、May-Be SOFTから発売されました。

内容は当時のメイビー系らしい透明人間モノなのですが、望月望さんを知った作品であり原画は良かったですね。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
ある日、三人の姉妹と自分が血がつながっていないことを突然知った俺は、多大なショックを受けながらも、研究中だったNO21の薬液を完成させる。
その薬を使うと「見えなくなる」ことが出来た。
街に出た俺は、いらだちのまま薬を使用し、スガタを消して強引に女性をこの手にした。
何度もスガタを消し、また次の日も…。
その後、俺は自宅へと帰宅し、再び三人との暮らしをはじめた。新しい暮らしを…。

<感想>

私が今でも好きな原画家の1人に、望月望さんがいます。
その望月望さんが担当した作品で、自分が興味を持った最初の作品って何だったかなと調べていたら、この作品だったんですよね。
望月さんが単独で原画をやった作品としては、確か本作は二作品目になります。
したがって、あくまでも私が良いなと思った最初の作品が、本作ということですね。

内容としては、主人公が透明人間になって、血のつながらない同居している三姉妹に手を出すものになります。

私は透明人間ネタは好きで、他にもいろんな作品をプレイしています。
また望月さんのキャラは大好きで、その点に関しては本作でも良かったですからね。
当然ながら、プレイ前は結構期待していたのを覚えています。
それなのに、現在まで記事を書いていなかった、というか、プレイしたことをずっと忘れていたのは、それだけストーリーの印象が弱かったということでもあるのでしょう。
まぁ、特に悪いというわけでもないのですが、ありきたりのごく普通の透明人間モノなので、それで印象が薄かったのです。

メイビーは、結構中の人が変わるので、細かく考えれば幾つかの期に分けることができるのでしょう。
一時期は非常に微妙な絵の時期もあったのですが、この時期は望月さんのおかげもあり、グラフィックは非常に良くなりましたが、逆にストーリーやテキストが微妙な作品が増えてしまいました。
本作もまた、そういう絵は良いけれど、ストーリーやテキストにインパクトのない作品だったということですね。

<評価>

私にとっては、望月さんを知ったという意味で、思い出深い作品でもあります。
まぁ、だったら今まで忘れるなよという気もしますけどねw

内容に関しては上述のように、ありきたりの透明ものであり、それで印象が薄かったというだけで、特に致命的に悪い部分もなかったと思います。
したがって、キャラを見て良いなと思えなかったら、プレイする必要のない作品かと思いますが、キャラが良いなと思った人で、透明人間モノが好きな人であれば、過度に期待しなければ楽しめるのではないでしょうか。

ランク:C-(佳作)



DL版
スガタ dl

Last Updated on 2025-02-24 by katan

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