巨乳人妻3P催眠 ~催眠で寝取らせていただきます!~

2016

『巨乳人妻3P催眠 ~催眠で寝取らせていただきます!~』は、2016年にWIN用として、Studio 邪恋から発売されました。

ありそうで意外とない組み合わせといえるでしょうか。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
冴えないサラリーマンの冴渡迅は、ある日飲み屋で知り合った老人から一冊の本ををもらう。
それは、誰でも簡単に人を操ることができる“催眠術の指南書”だった。
迅はそれを使って、常日頃から妄想を抱いていた隣の奥さんを手に掛けようとする。
だが家に乗り込んでいざ襲おうとした時、偶然にも彼女の友人が鉢合わせてしまった。
覚悟を決め、やけくそで催眠術を使ってみる迅。
すると幸運なことに、ふたりを同時に毒牙にかけることに成功したのだった。
「これは、イケる……」さあ、楽しい宴の始まりだ。

<グラフィック>

熟女といえば紅葉-Kさんということで、紅葉-Kさんが原画を務める作品はどうしても気になってしまいます。

ただ、本作とほぼ同時期に発売された、紅葉-Kさん原画の他社の作品は良いのですが、こっちの方は少し微妙と言えるでしょうか。

微妙と思った理由の一つ目としては、妙にガタイが良いことです。
もう一つ気になっていたのは表情で、特に本作は催眠状態になることから、より表情の変化が少なくなります。
もちろん、サンプルとかでは気になっていても、実際にプレイすると気にならなくなるケースもあります。
そのため、そうなることを期待していたのですが、やっぱりこの2つの違和感は最後までなくなりませんでした。

私個人は原画が元々好みというプラス要素がありますので、総合ではプラマイゼロという感じでもあったのですが、原画が特に好みというほどでもない人だと、楽しめなくなる可能性は高まるのでしょう。

<感想>

本作は、いわゆる催眠ものであり、シナリオはおくとぱすさんになります。
この分野では非常に有名なライターですし、本作でも安定したテキストを楽しむことができます。

なお、おくとぱすさんの作品ですと、中には凝ったストーリーの作品もあり、ストーリーに関心を抱いているファンもいるかと思います。
しかし本作は、あまり凝ったストーリーの作品ではなく、単純に巨乳の人妻に催眠をかけてHを楽しむという方向性ですので、いわゆるシナリオゲーを求めると満足度は下がりやすく、単純にエロを求めていれば満足しやすい作品だと思います。

また、本作はタイトルにもありますように、人妻かつ3Pかつ催眠という作品になります。
この点が、良い方にも悪い方にも作用するかもしれません。

まず、人妻も3Pも催眠も、一つ一つはエロゲではよくある属性です。
しかしながら、この3つが組み合わさり、特化した作品となると、意外と少ないのではないでしょうか。
そういう意味では多くの人が、程度の差はあるにしても、何らかの新鮮さを感じながらプレイすることはできるのでしょう。
個々のHシーンも濃厚ですし、この属性・組み合わせが大好きな人であるならば、楽しめる可能性は高くなります。

他方で、特化しているがために、Hシーンは全て人妻との3Pになり、しかも催眠状態ばかりとなっています。
だからどうしても、展開の幅が限られてしまいます。
また、主人公は既に社会人で、良くも悪くもぶれないので、ストーリーを通して成長とか変化していくということもありません。
そのため、ストーリーの起伏も乏しくなってしまいます。
したがって、ストーリーは縦軸にも横軸にも限られた狭い作品となり、ちょっとの違いでも楽しみを見出せるような、本当にこの属性が大好きでたまらない人以外は飽きやすいという点で、人をかなり選ぶような作品になっているのです。

<評価>

上記のようなストーリーに加え、グラフィックでも表情変化が限られているので、最初は楽しかったものの、次第に単調に感じてしまいました。
まぁ、細かい違いさえあれば楽しめるような、この属性が好きでたまらない人であるならば、あまり気にならないのかもしれませんが。

悪い作品ではないのですが、このシチュが大好きという人以外を振り向かせるほどの魅力も足りず、そのため対象ユーザーがかなり限られた作品だと思います。
したがって、おくとぱすさんの作品としては他作品を優先した方が良いでしょうし、気になっている人は、自分の好みをよく把握してから検討した方が良いでしょうね。

ランク:D(凡作)


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Last Updated on 2024-09-02 by katan

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