『淑母の疼き2 ~熟れた人妻から漂う“女”の色香~』は、2015年にWIN用として、TinkerBellから発売されました。
45歳の熟女が凄く良かったですね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
主人公は、私立中等部に勤める勤務2年目のカウンセリングの先生であり、忙しい毎日を送る中、生徒のみならず保護者の問題にも取り組まなくてはならない。
お堅い業績重視の校長、『西條 成美』
主人公の先輩だった保健の先生、『山科 夏織』
子供の教育に口うるさい保護者、『葛城 瑠美子』
不登校の息子に悩む保護者、『有村 実』
4人のヒロインを相手に、厳しい要求やノルマにも何とか答え、頑張って行く日々。
そんな中、ゆっくりと悩みや不満を表に出してくるヒロイン達。
主人公の行動如何でストーリーが動き出す……
<感想>
2015年は良い熟女ものが非常に少なかったからか、水を得た魚のように喜んでしまいましたw
あぁ~熟女分がやっと補給できたって感じで。
個人的には、校長の成美が良かったですね。
上品なクールビューティなのだけれど、45歳だけあって体は少しずつ弛みだしてきているわけで。
知的で整った端正な顔立ちと、ダレてきた中にも大人の女の色香を漂わせる肢体と、そのギャップというか組み合わせが最高でした。
立ち絵で裸にもできるのですが、一枚絵よりも立ち絵の方がエロかったですね。
ストーリー自体は特に目立ったところはなく、良くも悪くも前作と同様の内容だと思うけれど、ふと面白いなと思ったのがENDでして。
いや、男が女を孕まして、金は出すから、後はお前が育てろってのは良くあるパターンですけどね。
女の方が世間に隠れて出産した後、男に育てさせる、そしてお金は女の方が出すってのは、あまり見かけないよなと。
まぁ他のゲームにもあるかもしれないし、単に今までは自分が気にしなかっただけかもだけれど、今回はふと気になったものですから。
それとも関係することですが、本作は人妻との不倫ゲーになりますからね。
普通の恋愛もののように常に結ばれてハッピーとは限りません。
恋愛ルートと言いつつ最後は相手のことを想って別れるとか、人によってはBADエンドに見えるルートが幾つもあります。
まぁリアリティのある結末とも言えるので、それはそれでありなのだろうけれど、典型的なハッピーENDを求める人には合わないでしょうね。
個人的には上記の成美がとにかく気に入ったのと、それと瑠美子の存在により、前作以上に楽しめました。
瑠美子は前作にも登場し、ビジュアル的には一番好きだったのですが、前作では恋愛ルートがなかったのです。
前作は良くできていたのですが、一番好きなキャラだけ恋愛ルートがないってどういうことだよと、それが大きな不満でもありましたからね。
今作で恋愛ルートができたことで、ようやく一息ついた感じです。
もっとも、ここは難しいところでもあるのだけれど、上記のように2015年の熟女ものでアタリが少なかったところに本作が登場し、成美というお気に入りキャラがいて、前作の不満も解消されたということで、それで楽しかったというのがありまして。
基本的には前作の流れを踏襲しているだけでもあるので、今作は前作のキャラを代えただけのマイナーチェンジなのですよ。
だから今作は前作の劣化版と感じる人がいても、それは十分に考えられる意見だと思いますし、キャラの好み次第で印象が変わる作品なのでしょう。
<評価>
このブランドは題材は好みなのだけれど、CG枚数とか客観的な部分が平均を下回るのが弱点ですね。
CGも立ち絵と一枚絵では少し印象が異なるので、質が良いとは言い切れないでしょうし。
それに加えて前作のマイナーチェンジであることを加味すると、総合では佳作といったところでしょうか。
もっとも、個人的にはお気に入りのキャラがいるので、主観だけで語るならば良作となります。
基本的な質は前作と同様だと思いますので、前作以上を求めたり気になるキャラがいない人は、満足度は少し下がるでしょう。
逆に自分のように前作が楽しめた人で今作に気になるキャラがいる人ならば、まず楽しめる作品だと思いますね。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-09-26 by katan
コメント