せ・ん・せ・い

1998

『せ・ん・せ・い』は1998年にWIN用として、D.O.から発売されました。

生徒会長がガンダムWのリリーナ様に似ていたのが気になって購入した作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
日本政財界に指折りの影響力を誇る関本重工業総帥の一人息子「関本明彦」。
早くに母をなくしたことによって、父親の歪んだ性癖を見て育った彼は、人を愛することも愛されることにも希薄な感情しか持ち得ない学生となってしまう。
そんなある日、主人公のクラスに新人教師として「新城真美」が赴任してくる。
彼女を一目見て、経験した事の無い欲望が溢れ出す主人公は、彼女を手に入れようとするところから始まる。
「あの女がほしい…」
忌み嫌う父親の血がそうさせるのか、気に入った女を屈服させることに悦びを見いだすようになった主人公の、愉悦にまみれた学園生活が始まるのだった…。

<感想>

典型的な陵辱モノの作品になります。
今やると特に面白いとは思わないでしょうね。
というか、当時でも特に面白いとは思いませんでしたし。
じゃあ、何でお前は買ったんだとなりそうですが、完全に絵買いですね。

これまでのD.O.作品は中身は良くても絵にアクがあったので、それで人を選ぶ面がありました。
それが本作ではかなり万人受けになって、可愛らしい絵柄になりました。

それだけなら特に気にもならないのですが、ヒロインの1人がね、とにかくリリーナ様に似ているのですよ。
リリーナ様が大好きなだけに、これは広告を見るたびに気になってしまい、それで購入決定ってなったわけです。

実際、グラフィックではかなり満足できたかと思います。
まぁ、いざやってみると思ったほどリリーナ様ではなかったんですけどね。
性格も違うし、当然といや当然なんでしょうけど。
もっとも、その代わりにメインヒロインの先生が可愛かったので、トータルではプラマイゼロってところでしょう。

そういうわけで絵とキャラは問題なかったのですが、ストーリーは平凡でしたね。
この時期は広崎さんがいなくなって山田さんが出てくる間の、谷間の時期の作品なんですよね。
だからどうしても内容が伴ってなかったようです。

私はキャラで満足できたから元も取れたし、甘いと思いつつも佳作と判断しておきますが、絵に惹かれるものがなければそれ以下もあるうるでしょう。
本作をどう感じられるかはキャラをどう感じられるか次第でしょうね。

ランク:C(佳作)


DL版
せ・ん・せ・い?生声? Windows7対応版

Last Updated on 2024-12-24 by katan

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