催眠学園1年生

2018

『催眠学園1年生』は2018年にWIN用として、筆柿そふとから発売されました。

シリーズ3作目の完結編になります。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
主人公はさえない風貌で、人付き合いも苦手な三流大学の学生。
その趣味も変質的ですが、本人はそれを恥じることもありません。
ストーカーまがいのことをしたり、こっそり夜中にゴミを漁ることも。
当然のように周囲の人間からは忌避されています。
あるとき、ゴミの中からオモチャの銃のようなものを拾います。
ひょんなことから、それが催眠導入をする機械だと判明します。
彼はそれを存分に活用して、普通ならなることも出来ないはずのお嬢様女子校の教育実習生になってしまいます。
そこで女教師、養護教員、そして生徒会長などの3年生、さらに2年生たちをモノにした主人公は、そこからさらに、新入の1年生まで手を広げ、学園全体を支配しようとしていきます。

<感想>

本作は、エロ重視の作品ですので、本作からプレイしても、楽しむことはできます。
ただ、本作は単に1年生に手を出すというのではなく、前作及び前々作ヒロインも登場しますので、できれば最初からプレイした方が良いかと思います。

また、シリーズ最終作によくある話でもありますが、過去作のヒロインらが登場することにより、本作の新ヒロインの出番が、それだけ削られているわけでして。
本作のヒロインだけが気になって、本作だけプレイしたというような人だと、やっぱり満足度は下がってしまうように思います。
そういう意味でも、過去作からやった方が良いのでしょう。

さて、3作にわたって展開されてきた催眠特化作品ですので、催眠ゲーが大好きな人ならば、お腹一杯になると思います。
催眠シチュをやりつくした感がありますし、そういう作品もプレイしてみたいとは思っていたので、個人的にも一応の満足はしたように思います。

ただ、陵辱全般ではなく、催眠という属性だけであることから、どうしても食傷気味になりやすいのは否定できないでしょうね。
それでも、強烈な主人公や、対局の位置にいるライバル、或いはラスボス的なヒロイン等、何でも良いので、何か強い芯となるものがあれば、一つのシリーズとして、充実度が増していたと思います。
残念ながら、このシリーズには、そういったものがなかったので、単にボリュームだけが増えたようにも思えてしまい、完結編としての満足度につながらなかったのだと思います。

<評価>

総合では佳作としておきます。

とにかく催眠ゲーが好きなんだという人であれば、十分楽しめると思いますね。
他方で、2作目までプレイしたし、楽しめたけれど、ちょっともうお腹一杯なんだけれど、3作目どうしよっかと悩んでいるような人であれば、無理にプレイする必要もないのかなと思いました。

ランク:C-(佳作)


DL版

Last Updated on 2024-08-11 by katan

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