露出プレイ少女2 詩織篇

2011

『露出プレイ少女2 詩織篇』は2011年にWIN用として、ミントチョコレートから発売されました。

豊富なイベントCGで露出に特化した、シリーズ第2弾になります。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

商品紹介は以下の通り。
露出-羞恥に特化。
学校で・・・深夜の住宅街で・・・ 不安な気持ちで一杯なのに股下どころか股上数センチの超ミニ丈のスコートを履いたまま露出プレイをやめられない少女

前作、露出プレイ少女学校篇の沙織の姉:露崎詩織が主人公の露出プレイノベルゲームです。(沙織もちょこっと出てきます)
随所で選択肢による行動選択が可能。
リスクを考えた慎重な露出プレイを行うのか?それとも思い切って過激なプレイを行うのか?
選択肢によっては、おしっこを漏らしたり誰かにみつかっちゃったり警察に追っかけられたり駅前で全裸のまま朝を迎えたり…色んな露出プレイを行います。

特徴
所謂「立ち絵」を使わず、全てイベントCGで構成。
膨大なイベントCG、総数約660枚(差分絵はほとんどありません)
そのイベントCGのほとんどが「露出」関係です
各イベントCGに専用の背景があるので、より状況が判り易く、スリルが楽しめます
選択肢によって、同じ場所でも展開が大きく変わります
9つのバッドエンディング。あっさり終わらず、ねちねちとした露出行為を行います
人目につく場所で全裸で目を瞑り1分間秒数を数える、というシーンがありますが、その場面では実際に秒数を喘ぎながら呟きます。ただ数えてるだけなのにエロい!

<感想>

商品説明が細かいので、どんなゲームかは分かりやすいのかなと。
事前にどういうシチュがあるか知りたい人も、今回は分かりやすいでしょう。

本作は、プレイヤーは一人の女の子となり、街の中を動き回ることになります。
そして、プレイヤーがやることは、どこで露出をするのかを選択することになります。

ストーリーそのものというか、特にテキストを重視した作品ではないので、シナリオにしか興味を示さない人には合わない可能性はあります。

もっとも、立ち絵を使わず、イベントCGだけで660枚近くあるCGは圧巻であり、様々な角度から露出の細かな様子を見るという部分が上手く表現できていました。
・・・もう、その域も超えているかな。
見ているっていうよりも、ヒロインと一緒になって体験するという感じでしょうか。
CGの独特な表現の仕方も相まって、とても不思議な感覚の印象的な作品でありました。
テキストを読んでどうなのかではなく、ヒロインと一体となり感じるという作品なのでしょう。
今風に言い換えるならば、ナラティブな体験のできる作品といえるのでしょう。
このような体験のできる露出・羞恥作品は、後にも先にも、この作品だけだと思います。

<評価>

完全にグラフィックだけで判断しますという人や雰囲気を重視する人ならば、間違いなく名作となるでしょう。
露出ゲー史上最高傑作という人がいても、何ら不思議でもありません。
それだけの個性と存在感はあります。

逆に過度なテキスト偏重だと佳作とかになりそうですし、どういう観点から判断するかでも変わりそうな作品でしょうね。

当初は自分も判断に悩んだのですが、本作はオンリーワンなのです。
露出ものは他にもいろいろあるし、主観的にプレイ中に楽しめた作品も、もっと他にいろいろあるように思います。
でも、プレイ中に楽しくても、何年か経つと忘れてしまう作品も多いです。
他方で本作は、特に濃厚なストーリーや、主人公の細かい内面描写があったわけではありません。
しかしグラフィックの表現の仕方や間の取り方など、他の作品にはない魅力を持っていたわけでして。
・・・結局は、そこかな~
空間的な位置取りや間の取り方が一般的なアダルトゲームと異なっていて、それに加えて露出特化という特殊なことをやったものだから、とても印象深い作品となったのでしょう。
このような体験をできた作品を、私は他には知りません。
そのため、総合でも名作とします。
プレイ中よりも、しばらく経ってからの方が良さが思い出される作品でもあり、たぶん、いつまでも忘れず記憶に残り続けるような作品だと思いますね。

イベントCGだけでつなぐこの不思議な雰囲気は、きっとプレイした人だけが感じることのできるものなのでしょう。
露出ものは他にもあるけれど、おそらく他と被らない性質の作品だと思いますので、個人的にはとてもオススメできる作品だと思いますね。

ランク:A-(名作)


露出プレイ少女2 詩織篇 dl

Last Updated on 2024-12-19 by katan

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