『PEEP INTO KANOKO』は2022年にWIN用として、夏野企画から発売されました。
3DCG系の盗撮ゲーということで、珍しいタイプの作品でしたね。
<概要>
概要・・・家庭教師として訪れた女子高生の部屋。
部屋で一人きりになれるわずかな時間に、生徒の部屋にカメラを設置しよう。
刻一刻とカウントダウンが進む間に、あなたは無事にカメラを設置することができるか?
10日間の家庭教師生活の行動で、花野子とあなたのストーリーが変化する、マルチエンディングストーリー。
あらすじ・・・
5年ぶりに再開した幼なじみ『花野子』の家庭教師として、彼女の部屋に出入りするようになった俺。
偶然目にした盗撮カメラの広告をきっかけに、俺は入手した盗撮カメラを授業の合間に花野子の部屋に仕掛けていくようになる。
帰宅後、花野子の秘め事を盗み見る生活を送るうちに、俺はカメラを通して花野子自身の秘密を知るようになっていく。
<感想>
夏野企画は、3DCG作品を発売することの多い同人サークルになります。
私は普段、CG作品は購入しないので、あまり縁のないサークルでしたが、本作はゲームということで興味を持った作品でした。
本作は、カメラを設置して、家庭教師先の教え子を盗撮するADVになります。
実写に近い3DCGの美少女が対象ということで、二次元のキャラ以上に背徳感が強いです。
ヒロインは女子高生という設定になっていますが、JCくらいに幼く見えますし、幸薄系の顔立ちということもあって、ますますいけないことをしているような気になってきます。
このグラフィックで盗撮ゲーということで、新鮮な気持ちでプレイすることができましたし、インパクトだけなら十分名作級だったと思います。
ただ、同人ゲーにありがちな操作性の悪さから、若干没入感が薄れてしまったように思いました。
気にならない人もいるかもしれませんが、私はかなりひっかかってしまいました。
また、盗撮の成否については、目押しとなってきますので、ここも地味にストレスがたまってしまいました。
<評価>
新鮮さを感じられるエロゲが年々減っているだけに、本作の持つインパクトや個性だけならば、名作級といえるでしょう。
ただ、上記のとおり操作性等が悪いことから、総合では良作と判断します。
オンリーワンな作品ですし、刺さる人には刺さる作品だと思います。
少なくとも私は、本作に出会えて良かったです。
できれば、同じ方向性で全然構わないので、もう少しストレスなく快適にプレイできる作品を出してもらいたいですね。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-04-21 by katan