『パティシエなにゃんこ』は2003年にWIN用として、ぱじゃまソフトから発売されました。
一般的にはブランドの代表作の1つとなるでしょうか。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
舞台は冬も始まったばかりの望美ヶ丘の街。
そこに構える一つのケーキ屋『ひよこ館』。
主人公はそのひよこ館の長男で、昔はよく父親の手伝いをして一緒にお店を盛り上げていました。
ですが、とある理由により2年前から親元を離れ、ひとり学園生活を過ごしていた翔一に、父親から「腰をやっちまった。ひよこ館を頼む」という一本の電話が。
元々父親だけで回していたので、ひよこ館はとんでもない窮地に陥ってしまったのです。
翔一は学園を休学させられて、ひよこ館に戻ってくることになりました。
そして父親の代わりにケーキ職人――パティシエとして働き始めます。
そこで主人公を迎えたのは――久しぶりに出会う幼馴染み。
父親の代わりに働いていた先輩パティシエール――女性ケーキ職人。
新しく出来たライバル店、ショコラ・ル・オールの娘。
そして謎の猫魔法使い。
ケーキ屋が一番忙しくなるクリスマスを目前に、翔一の新しく懐かしい生活が始まります。
<感想>
パティシエを目指す主人公ということで、お店を舞台とした作品になります。
発売は2003年の最初の方だったので当初はそんなにも思わなかったのですが、この年は妙に店舗モノが多かったように思うわけで、結果的にはその中の1本になるわけですね。
そういう意味では、2003年らしい作品だったように思います。
内容的には癒し系の萌え作品で、癒されるか萌えられれば勝ちなのでしょう。
良くも悪くも王道系の作品なのだと思います。
王道系の萌え作品として見た場合、キャラは個性的で良い感じですし、細かいところも丁寧に作られていますので、良い意味で初心者におすすめできる作品だと思いますね。
個別ルートに入ってからも他のキャラが動いており、その点も好印象でしたし。
そのため、こういう系統が好きなら、たぶんほとんどの人が楽しめるようには思います。
ただ、ストーリーそのものはあまり期待しない方が良いかもしれません。
お店として何でこんな対応を取るのかとかを真面目に考えだしたら、おそらく負けな作品なのでしょう。
そういう風に考える人には向かない作品だと思います。
それと、タイトルにもあるにゃんこ。
これは主人公が猫になってしまうというものなのですが、これがしっかりと活きていれば、1つの作品として、他の店舗モノにはない魅力にもなっていたでしょうし、作品全体がグッとしまって見えたんでしょうけどね。
あまり活かせていなかった感じで、そこは勿体無かったように思います。
<評価>
総合では、途中は楽しかったのでギリギリ良作ってところでしょうか。
私の場合は強烈に惹かれたキャラはいなかったので伸び悩みましたが、キャラと雰囲気の捉え方次第では、人によってはもっと上積みがあるのではないでしょうか。
ランク:B-(良作)

Last Updated on 2025-06-15 by katan


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