『パソコミック パープルCAT VOL2』は1993年にPC98用として、パームツリーソフトから発売されました。
パソコミックと称して登場した、漫画のような表現を用いたシリーズの第2弾になります。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
収録作品は下記のとおり。
・いけないナース研修
・院内身体検査
・サナトリウムの小悪魔たち
・煉獄病棟
・ソープドラマ
・ビザールプリンセス
<感想>
パソコミックとは何なのかについては、『パソコミック パープルCAT VOL1』の方に長めに書いていますので、そちらをご覧ください。
簡単に説明するならば、カラーの漫画を読むような感じで、セリフも吹き出しで表示されています。
漫画的手法の作品は、古くは80年代から存在するのですが、やはり手間がかかってしまうのか、出ては消え、出ては消えを繰り返しているように思います。
ゼロ年代前半には、Littlewitchが『白詰草話』等を発売していましたが、ここ最近はあまり見かけませんね。
本作の大きな特徴としては、前作と同じになります。
もう一つ追加するならば、本作には一応選択肢が登場しますので、選択によりストーリーが分岐します。
こうしたノベルゲーは、アダルトゲームでは80年代から存在するのですが、90年前後に一時期絶滅に近い状態になります。
再度増え始めたのが93年ですので、本作は復活後初期の作品といえるでしょう。
そのため、多くのプレイヤーが新鮮な気持ちで楽しめたのではないでしょうか。
そういう意味では、本作は前作より進化しています。
ただ、問題はそれ以外の部分ですね。
本作には、風俗系の物語や、ファンタジーの物語もあるのですが、その多くは病院関係の物語になります。
そのため、ナースであるとか、病院関係の物語が好きな人であれば、本作の満足度は高まるのでしょう。
個人的には、あまり病院関係の物語に魅力を感じないことや、原画が前作より癖があって、良く思えなかったことから、あまり楽しめませんでした。
まぁ、この辺は好みの問題になってしまいますけどね。
<評価>
シリーズ第2弾であり、前作よりインパクトが劣ること、本作は4800円だった前作より2000円高くなり、その高くなった分だけの価値を見出せないことから、どうしても前作より1ランク下と思えるため、総合では佳作とします。
主観的には、あまり楽しめなかった作品ではありますが、それは専ら病院関係があまり好きでないという、私の好みに由来するものですので、こういうジャンルが好きという方であれば、満足できると思いますね。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-09-24 by katan



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