『パラサイト・イヴ』は1998年にPS用として、スクウェアから発売されました。
同名の小説の数年後を想定して作られたゲームでした。
<感想>
原作が有名ということで、それだけでも話題性は抜群だったのですが、それ以外にもシネマティックRPGと題された本作は、ハリウッドで活躍するCGクリエイターや映像スタッフが参加し、綺麗なCGやムービーで評判を呼んだ作品でした。
ゲームジャンル的にはムービー重視なRPGといえますが、ぶっちゃけ名前はJRPGでも何でも良いのです。
とにかくADV好きである私は、綺麗なCGやムービーでストーリーを堪能できるゲームも大好きだし、期待もしてしまうのです。
FF7の翌年ということで、そこからどれだけ進化したかも気になりますしね。
そういう意味では、本作は前評判通りに綺麗でした。
グラフィック目当てであれば、まず満足できたでしょう。
ただ、本作は暗めのCGなのですが、PCのADVではそういう類の作品が数年前に非常に多かったので、もう若干食傷気味でもあったわけでして。
客観的には凄いんだろうなとは思いつつも、それほど凄いという印象を抱けなかったのは、その辺に原因があったのかもしれません。
システムはダンジョン系のアクション性も強めたRPGでした。
アクション性も強めたことで臨場感も増していますし、周回プレイに対応した引継ぎなどの要素により、やり込み要素も充実していました。
そういう意味では、わりと良く出来ていたのでしょうね。
まぁやってみて思ったのは、アクション系やローグ系をあまり好まない私には相性が悪い作品なわけで、好きな人は好きなんだろうなとは思いつつも、微妙にピントがずれたように思ってしまいました。
<評価>
総合では良作ってところでしょうか。
客観的に見ると良さそうに思うところも多いのですが、それが名作と思えるほどに感じられない作品でもありました。
ストーリーにはまれなかったから、それをムービーでやられても良く感じられなかったとか、やり込み要素はあっても基本的なアイデアには優れた部分がないとか、理由はそういったところでしょうね。
凄くなる可能性は大いに秘めているのに、少しずつ何かが足りないといった印象でした。
そのため私は良作止まりって感じなのですが、もう少し高く評する人がいても何ら不思議ではない作品でもありましたね。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-12-23 by katan




コメント