波の間に間に ~さざなみ診療所~

2006

『波の間に間に ~さざなみ診療所~』は2006年にWIN用として、ブルームハンドルから発売されました。

未亡人の裕美子さんが最高な作品でしたね。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
9月下旬、本土ではそれなりに秋の風が吹き始める季節。
南方の孤島「神来島」は、まだまだ夏の盛りのまっただ中。
そんなある日、ウン十年ぶりにやって来るという島の診療所の医師の話で、島民は大いに盛り上がっていた。
島の診療所の主、向井医師はかなりの高齢。
腕は確かだが島民としてはそろそろ氏の後継者を切望していたのです。
そしてやって来た新しい医師「篠原修太郎」だが……なんとグータラで軟派な、自称「ただのオチこぼれ」という男なのでした。
向井医師の厳しい指導の中、どうにか格好の付いてきた修太郎に試練が訪れます。
向井医師は島の診療所の診察を修太郎に任せ、自分は一月ほど海外研修に出かけると言いだしたのです。
それから始まる慌ただしい毎日。
のどかなだけでなにもないこの神来島での暖かい生活。
そんな中、修太郎は一人の女性に想いを寄せてゆきます。
島唯一の医師としての責任に追われながらも……不器用だけど、ただ一生懸命に。

<感想>

簡単に言ってしまうと、『Dr.コトー診療所』をかなり緩くしたエロゲ版となるでしょうか。
島での日々を描いた雰囲気ゲーであり、自称「ただのオチこぼれ」が一人前になっていく成長物語でもあります。

田舎の離島という雰囲気の良さに、何より原画である、ぺこさんの描くキャラが可愛かったわけでして。
未亡人である裕美子さんは女神のようで非常に好みだし、裕美子さんの娘の真名ちゃんは本当に可愛らしいって感じ。
真名ちゃんはヒロインの一人で攻略対象ではあるのだけれど、個人的には妹とか娘として可愛がりたくなるタイプですね。

ヒロインは全体的に大人の女性率が高く、最近のアダルトゲームの中では珍しいタイプと言えるでしょう。
女子高生と熟女の間の妙齢の女性ヒロインを探しているならば、本作は狙い目だと思います。
個人的にはかなりツボでしたね。
それでいて、真名ちゃんのような可愛らしい子もいますので、ヒロインに関しては本当に文句なしです。

ただ、問題はそれ以外の部分でして。
ストーリーは意外性もなく淡々として平凡なものですし、そこはまだ良いとしても、あまりにチャラチャラした主人公にイラっときたりも。
成長物語における主人公というものは、えてして最初はヘタレになるのが常だし、ヘタレであるほど成長した時のギャップも感じられるのでしょうが、ちょっと狙い過ぎであり、好感は持てないです。

また、個人的にはあまり気にしない部分ですが、システム周りはかなりシンプルなので、不満に感じる人も結構いるかもしれませんね。

<評価>

ストーリーだけだと佳作以下もありうるのだけれど、ヒロインが非常に好みだったこともあり、個人的にはギリギリ良作としておきます。

私の場合は気になるところも結構あったのですが、雰囲気ゲーはプレイヤーの好みで感じ方も変わりやすいので、この手の作品が好きなら一層楽しめるでしょう。
とりあえず大人の女性のいる作品は慢性的に不足していますので、その点からはオススメできる作品だと思いますね。

ランク:B-(良作)

波の間に間に ぷらす

Last Updated on 2026-02-22 by katan

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