『ミステリー・トラッカー:レインクリフの亡霊』は2011年にPC用として、Elephant Gamesから発売されました。
オリジナルは同年に発売された『Mystery Trackers: Raincliff』で、本作はその日本語移植版になります。
<概要>
ゲームジャンルはHOG(アイテム探し)系ADVになります。
あらすじ・・・大学生の研究グループが突如として姿を消した。
難解な失踪事件、その解明に「ミステリー・トラッカー」に白羽の矢が刺さる!
学生らの痕跡を手繰り辿りいたのは、雪に埋もれた無人の町「レインクリフ」。
捜査官として町を徹底調査し、この事件の黒幕を暴きだそう。
謎の亡霊がしかけてくる妨害をくぐり抜け、無事に学生たちを救い出すことはできるのか?
荒れ果てた雪の街に出現するレインクリフの亡霊の正体とは!?
<感想>
ミステリートラッカーシリーズの2作目になります。
これを掲載する2015年の春の段階では、シリーズ通算で7作が発売されていまして、国内外通じて人気のシリーズと言えるでしょう。
ただ、まぁ進化の激しいジャンルだけにね、
今プレイしたらという観点だと意見は分かれてくるのかもしれないけれど、相対的に語るとするならば、周りに優れた作品が出てくるのに比べ、最近のこのシリーズの作品はパッとしないのもある感じでして。
このシリーズの1作目である「ボイド邸の秘密」は、オリジナルは2010年の発売で、日本語版が2011年になります。
その「ボイド邸の秘密」が同時期の他のHOGより面白くて、それで注目度が高まったところに出てきたのが、この2作目である「レインクリフの亡霊」でした。
シリーズの最高傑作は何かと聞かれたら、たぶん「ボイド邸の秘密」と「レインクリフの亡霊」のどちらかだろうし、つまりは2011年頃に最も輝いていたシリーズなんですよね。
最近は個人的には他所のシリーズにはまっていたりするのだけれど、2011年頃となると、やっぱりこのシリーズになるのかなと。
さて、本作は基本的には完成度の高いタイプだと思います。
グラフィックもストーリーも良いですし、アイテム探しの部分だけでなく、ADV要素も豊富でしたしね。
ここまでなら同等の品質を有する作品は他にもあるのですが、そうなってくると今度はボリュームがものをいいます。
実質的にお札1枚でお釣りがくる低価格商品だけに、ボリュームの少ない作品も多いですからね。
普段はボリュームを気にしないという人でも、あまり少ないともの足りなく感じるおそれはあります。
本作はHOGの中でも高い品質を有しつつも、平均的な作品よりはるかに多いボリュームがありますので、満足度が高まるのです。
それと、個人的にはキャラが実写なのは良かったですね。
実写系作品は好きなのだけれど、日本語で遊べる作品は絶滅状態になってしまいましたし、それでいて面白さも備えているものとなると、何年も遡る必要がありますからね。
また楽しめる作品が出てきただけでも、非常にありがたいものです。
<評価>
2011年の作品で、ちょっと古くなってしまうのですが、
ボリュームが多くHOGの中でもコスパの良い作品ですからね。
嫌われたり意見の分かれそうな要素もほとんどないですし、誰がやっても楽しめる鉄板の作品だと思いますね。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-12-21 by katan


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