『魍魎戦記摩陀羅』は1990年にファミコン用として、コナミから発売されました。
マル勝ファミコンで連載していた同名の漫画をゲーム化したものになります。
<感想>
ゲーム自体は、1990年にコナミからFC用として発売されたRPGです。
出来は普通~かな。
ま、無難に出来てるのではないかと思います。
じゃ、何で取り上げたかと言うと、私と同年代なら多くが知っているけど、若い人は知らないであろう、今は亡きゲーム雑誌の一つに、マル勝ファミコンがありました。
当時、自分の欲していた情報があったのをきっかけに、たまたま手にしたのがマル勝ファミコンでして。
その雑誌の中で、1987年から連載されていた漫画が、『魍魎戦記摩陀羅』なんですね。
この作品は、数値がいろいろ表示されており、RPGをそのまま漫画化したみたいな形を取ってました。
何気なしに読み始めたのだけれど、国内でのRPGの歴史はまだ浅く、中世ヨーロッパ風ばかり作品の時代に、RPGっぽい雰囲気を漂わせながら、独特の世界観を構築していたこの作品の魅力に一気に惹かれたものです。
また、麒麟ちゃんが可愛くってね。
他にも、お色気シーンがあったりでそれも楽しみでしたw
いつしか、摩陀羅が、マル勝ファミコンにおける一番の楽しみになってたんです。
雑誌上では一度完結しますが、転生するというラストでした。
問題は、ここからが厄介なんですね~
主人公らは転生し続けるは、サイドストーリーは多いは、メディアミックス展開で漫画に小説にと広がるは、そもそも原作者と作画家は違ってるはで、何か一杯出たもののどれをどの順で読んで良いものやらサッパリ分かりません。
そもそも今日に至っても、完結したんだかしてないんだかもハッキリしない。
途中まではついていったけど、挫折しました。
全部綺麗に纏まれば、漫画史にも残る大傑作足りえた気もするんですけどね。
今、どうなってるんだろ~?
連載開始から20年以上が経ちました。
それでも今でも時々思い出すんですよね。
本当に好きな漫画でしたよ。
また買いなおすかなぁ~
というわけで、全然ゲームと関係ない話ばかりでしたけれど、作品が作品だけにしょうがないですよね。
たまにはこんな時もあるってことで。
Last Updated on 2025-02-01 by katan
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