『ミズキアイランド』は2013年にWIN用として、MASURAOから発売されました。
ナラティブなアダルトゲームでしたね。
<概要>
ゲームジャンルはポイント&クリック式(P&C式)ADVになります。
商品紹介・・・嵐の夜…海に投げ出され、無人島に流れ着いたミズキと健一。
おっぱいビキニの誘惑にさらされながら、生き延びる為に、見ず知らずの二人の無人島生活が始まる!
■女の子の体をクリックしたり、クリックしたままマウスを移動させると、「服を脱がす」「愛撫」「挿入」「オナニー」「射精」等のアクションをし、それに応じてヒロインが様々な反応をするインタラクティブお触りゲーム!
■海辺や森、温泉や家などで、夜這いや和姦、青姦などの様々なHシーンが、女性キャラフルボイス、フルアニメーション、フルお触りで展開!
■お触りやミニゲーム、各種選択によって、好感度や食料ゲージが変化し、物語が進行するアニメーションノベル!
今日からこの無人島は…彼女の楽園……ミズキアイランドだ!!
<感想>
本作は「インタラクティブお触りゲーム」とあるように、基本的には南国の無人島で、ミズキを自由にお触りするゲームです。
もう少し具体的にいうと、物語的には無人島でミズキと二人だけになってしまい、そこでラブラブになっていくゲームになります。
ゲームとしては、もちろんお触りでHすることもできますし、食料を確保するために各種ミニゲームもすることができます。
本作はグラフィックも非常に良いですし、それがアニメーションで動きますからね。
お触りするだけでも楽しいです。
そこに各種ミニゲームが加わるので、結構遊びごたえもあります。
もっとも、本作において一番大事なことは、おさわりゲーだってことではなく、ミニゲームでゲーム性もあるぜとかって話でもなく、お触りや狩りや釣りなどを通じて美少女との南国ライフを味わえるという、その体験ができることなのでしょう。
洋ゲーでは近年、ナラティブという言葉が重視され、文字に書かれたストーリーだけでなく、体験によって感じ取ることのできる物語性が重視されてきています。
この感覚はノベル中心の今のエロゲ市場では非常に希薄なのだけれど、最近の作品でナラティブな作品を挙げろと言われると、同人ではあるものの本作なんかはそうなんじゃないかと思いますね。
<評価>
百聞は一見に如かずというか、こういうのは自分で体験してみないとね。
ノベルゲー最高、良いテキストさえあれば十分ってな人だと、本作は必要ないのかもしれません。
しかしもっとインタラクティブに、そしてゲームらしい物語の体験を望むならば、こういう作品をやるべきなのでしょう。
本作はsteamのADVとかが好きな人にも向いていると思うし、良い作品だと思いますね。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-11-09 by katan
コメント