『目眩く侮愛の宴』は2011年にWIN用として、Autobahnから発売されました。
説明とかだと寝取られっぽく紹介されているところも多いのですが、ここの人妻物は寝取られ物と捉えない方が良いでしょう。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
これは私が望んだことなの? それとも………
中学教諭を夫に持つ結婚2年目の若妻[小山内千佳(28)]。
引っ越してきたばかりの分不相応な高層マンションで、お友達になってくれた、同じマンションに住む年上奥様の[栗原真理子(33)]と、そのご主人。
夫婦ぐるみの、楽しく、和やかな付き合いの日々が続く───はずだった。
仲良しだったはずのご近所さん、見ず知らずの若者たち、信じ難い偏執的性愛の世界…
……夫婦の寝室で───リビングで───平穏と愛情に満ちていたはずの2DLKが、夫ではない男たちの欲望と、妻たちの欲望に塗れてゆく。
隠れた獣性を掘り起こされた若妻の気も狂わんばかりに悶え喘ぎ───悦びに啜り鳴く声が響き渡る。
夫が教えてくれなかった圧倒的官能の虜と化してゆく愛妻が辿りつく結末は……。
<感想>
本作もサークル過去作同様に、主人公である人妻が浮気をする浮気物、或いはビッチ妻のエロを堪能するゲームと考えるべきなのでしょう。
人妻が2人ということで、比較的『愛慾のエプロン』に近いかと思います。
頭身高めの大人の女性がビッチになっていく様、ハードなエロ描写があるという意味では、今回もまた良くできていたように思います。
特にボリュームはサークル過去最大のようですし。
ただ、これは私が感じただけかもしれませんが、ちょっと今回は体形が崩れてないかって思ったのと、何より今回はこだわりが伝わってこなかったのが痛かったですね。
ラストでちょっと旦那の変質的な部分も表れ、ここを掘り下げれば個性的な独自の作品にもなりえたかもしれません。
でもそれも本当にオマケ程度で、ほとんどが単に浮気しているだけなんですよね。
これでは他のゲームと何ら差がないわけで、この作品ならではのこだわりみたいなものが、ほとんど私には伝わってきませんでした。
好きなブランドで応援したくはあるのですが、ちょっと単調に手抜きになってきたんではないかとも思うわけで、厳しいかもしれませんが凡作としておきます。
ランク:D-(凡作)
Last Updated on 2024-12-12 by katan
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