『ハウス・オブ・サウザンド・ドア 霊がさまよう屋敷』は、2012年にWIN用として、Alawar Entertainmentから発売されました。
オリジナルは2011年発売の『House of 1000 Doors: Family Secrets』であり、本作はその日本語移植版になります。
<概要>
あらすじ・・・
女流作家、ケイト・リードはインスピレーションが沸かずに悩んでいた。
そんなある日、交霊会への招待状が舞い込んだ。
半信半疑で行ってみると驚きの人物と再会!
そして行き着いた謎の家、「ハウス・オブ・サウザンド・ドア(千の扉のある家)」。
その家には、やり残した思いにとらわれ、安息を見つけられないでいる霊たちを助ける謎の霊媒の一家が住んでいた。
ケイトも、幽霊たちの過去に踏み込み、難解な謎を解いて幽霊たちを解放する手助けをすることに!
<感想>
私は、怖いと思うことがないので、ホラーがほとんど楽しめません。
もちろん楽しめる作品もあるのだけれど、それは怖いから楽しめたのではなく、アイデアが秀逸だと思ったからという理由になります。
そのためにホラーっぽい作品は後回しになりがちなのですが、この作品は評判が凄く良かったですからね。
一体どんな作品なのだろうと気になっていたわけでして。
まぁ、概要をきちんと読めばわかると思うのですが、本作はホラーではありません。
訪れた家には複数の幽霊がいまして、その幽霊の悩み・しがらみを解消し、解放していく作品になります。
カジュアルゲームは幽霊ネタがたくさんありますので、いろいろプレイした後に本作をプレイすると、また幽霊ネタかと思ってしまうかもしれません。
しかし、オリジナルが2011年ということを考えますと、それほどありふれたものでもなかったのかなと。
また、同系統の作品の中でも優れた方だと思いますので、幽霊のお悩み解消系作品でどれをプレイすべきか悩んでいる場合には、まず本作からプレイするのが良いのかなと思います。
本作は一般にカジュアルゲームとされる作品です。
その中の分類では、アイテム探し(HOG)になります。
もっとも、この時期のHOGはADV要素の強い作品が増えていますし、本作もADV要素がかなり強くなってします。
本作をプレイした時の率直な感想としては、素直にに良くできているなと。
ムービーの質や挿入のタイミング、複数の幽霊のエピソードの集合体という構成でストーリーにメリハリもあり、パズルやアイテム探しも十分に楽しめます。
移動もスムーズにできますし、穴という穴がないです。
これは評判が良くなるのも理解できますし、明らかな欠点に対する減点法で評価すると、かなりの高得点になりうる作品なのでしょう。
そういう作品なのでね、初心者にも安心して薦められる作品だと思います。
<評価>
ただ、プレイ中に非常に楽しかったのも確かだし、完成度が高いのも異論はないのだけれど、本作ならではという要素が足りないのも確かであり、個人的には良作としておきます。
Last Updated on 2024-12-19 by katan


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