『十六夜の花嫁』は2003年にWIN用として、ミンクから発売されました。
一般的には花嫁調教SLGと言われることも多いのですが、字面通りに捉えるとちょっと違和感があるのかなと思うわけでして。
<概要>
ゲームジャンルは育成ADVになります。
詳細は後述します。
あらすじ・・・
美しい満月の夜、二人は密かに『儀式』を行っていた。
だが、二人とも詳しい方法を知らない。ただ、本能に任せて体を重ね合うだけ…
いつものように繋がりあったその時、男は「血を吸いたい」という激しい衝動に駆られる。
無我夢中で行為を続ける二人……
やがて、女は意識を失ってしまう。弱々しい心臓の音……
透き通るように血色を失っていく白い肌。
もはやどんな呼びかけにも、彼女が答えることはなかった…………
『成人した吸血種は、人間の花嫁を娶らねばならない』
しかし、主人公は「血吸い衝動」によって花嫁候補を廃人にするという「禁」を犯してしまった。
その代償として、彼は次の満月までの1ヶ月の間に花嫁を捜すことに…
<感想>
いわゆる通常の調教SLG好きが求める調教SLGと本作は、基本的に構造自体が違うでしょう。
難易度こそ高いものの、パラメーターの種類は少ないですし、その変動を楽しむゲームでもないですしね。
そのため本作については、ADV+SLGと捉えるか、或いは端的にADVでも良いと思います。
調教コマンドの繰り返しということでコマンド選択式ADVに該当するわけで、その進行具合を数値によって目安として表示させた、コマンド選択式の亜種って感じでしょうか。
そう捉えたほうが、より正確だと思います。
それと、一般的に調教というと、陵辱により相手の意思を無視して行うものを連想します。
『十六夜の花嫁』は陵辱的なゲームではないですし、むしろ淫乱に育成するゲームって捉えたほうが良いのかもしれませんね。
つまりは、「花嫁育成ADV」ってところでしょうか。
細かい点かもしれませんが、結局言いたいのは、いわゆるSLGではないことと、陵辱目的のゲームではないってことです。
ここを誤解してプレイすると、何だこれはってなりかねないですからね。
本作は、花嫁候補を淫乱に変えていく、その姿を楽しむゲームと考えるのが素直なところなのでしょう。
そういう観点から見た場合、基本的には良いです。
CGもエロくて良好ですしね。
絵が好みで実用性だけを求めるならば、まず満足できるのではないでしょうか。
ただ、数値ではなくテキストで満足させるゲームのわりに、ストーリーは少し弱かったように思います。
それと、ゲームシステムもADVとSLGの悪いところが混ざった感じで、あまり良く感じられなかったわけでして。
CGもそれほど大きなポイントにならなかったこともあり、個人的には凡作としておきます。
もっとも、エロさはあると思いますから、絵が大好きでエロ重視で考える人が佳作以上と言うのならば、それは説得力があるように思いますね。
ランク:D-(凡作)
Last Updated on 2025-07-29 by katan



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