『雷の戦士ライディ』は1994年にPC98用として、ZyXから発売されました。
以前、既に2の方を先に書いているので、今回はあまり書くことがないので短めに。
<感想>
ゲームジャンルは、3D視点タイプのRPGになります。
勝っても負けても脱ぐという、女性主人公の利点を最大限に活かしたRPGでした。
その作品をその媒体で出すことが相応しいのかという点を、私は結構大事にしています。
一見優れたノベルゲーでも、アニメや一般機種で出せる場合、決してアダルトゲームとしての特性を活かしたとは言えないですからね。
その点、女主人公が脱ぐというのは、まさにアダルトゲームならではであり、その点は高く評価したいものです。
とは言うものの、本作に関しては、良くも悪くもその点に尽きちゃうんですよね。
ゲームとしては凡作~佳作程度かと思いますが、女剣士好きには代替の利きにくい当時必須のゲームだったと言うことで、一応良作と判断しておきます。
完成度としては翌年の2の方がよくできているのですが、2は完成度が高まった反面、インパクトは減りました。
それで結局良作としたので、同じ良作でも1と2では意味合いが異なってきます。
インパクトの1と、完成度の2って感じで。
単品だとどちらも良作扱いになってしまいますが、シリーズ全体という意味では名作と言って良いように思います。
ちなみに、私はこの手のジャンルは比較的好きなのですが、それ程熱狂的に好きというほどでもありません。
そのため、属性のない人にはこのシリーズはあまり楽しめないでしょうし、逆にこういう類が大好きな人には、間違いなく名作となりうるシリーズだったのではないでしょうか。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-10-04 by katan
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