母爛漫

2019

『母爛漫』は2019年にWIN用として、アリスソフトから発売されました。

風麟氏の作る作品であっても、今回はいつもと違うと事前情報から分かってはいましたけどね。
それでも期待してしまうのは、人の性なのでしょうか。

<概要>

ゲームジャンルはADVになります。

概要・・・
美少女から性の手ほどきを受けて、未亡人(義母)で実戦しよう!
妻みぐい・妻しぼり・母娘乱館やは~とふるママンといった、「人妻」に人生を捧げた風麟が新しいエロスに挑戦します!
原画は、闘神都市や母娘乱館でお馴染みの MIN-NARAKEN が担当!
夫を亡くした義母の心を、満たしてあげるのは貴方(息子)!
美少女の力を借りて、エッチの練習を重ねよう!
最初は拒んでいた義母も、やがて、息子と愛し合うように……
熟女にも美少女にも甘えたい人にお薦めの新感覚ADVです。

<感想>

アリスソフトの風麟さんの作品ということで、今回は寝取られじゃないと言われつつも、期待してしまった人は一定数いるように思います。
もしかしたら、私だけかもしれませんけれど。。。

アリスの風麟さんの過去作に、2012年の『母娘乱館』があります。
適度なゲーム性を有しながら、エロと両立させ、MIN-NARAKENさんの綺麗な絵が楽しめるという、優れた作品でした。
私は『母娘乱館』をかなり楽しんだのですが、それはNTRゲーでしたからね。
ただ読むだけではつまらない、アリス特有の適度がゲーム性が好きだ、もちろん、エロも両立させてほしい、しかもMIN-NARAKENさんの絵も好きだ、だけど、NTRはちょっとな・・・っていう人もいたでしょう。
そういう意味では、『母娘乱館』に興味を持ちつつも、NTRに躊躇してしまったような人には、この作品は待望の作品となりえるのかなと思いますし、出した意義は十分にあったように思います。

したがって、本作の意義は十分理解できるのですが、NTRを防ぐという目的がなくなったうえで、本作のような面倒なシステムは必要だったのかなと、ちょっと疑問は残ってしまいます。
少なくとも『母娘乱館』の時のような一体感はなかったですね。

<総合>

概要に記載されている内容通りであり、綺麗な絵に、適度なゲーム性にエロさということで、幅広い層が満足できる内容になっています。
他方で、NTRが苦手な人のために、過去の代表作からNTR要素を除けばそれで足りるという単純な話ではなく、ゲームデザインやストーリーでの疑問点も残ることから、総合では佳作としておきます。

正直なところ、個人的にはあまり楽しめなかったかなと思います。
ただそれは、私の主観的な部分に依存するところが大きく、作品としてのクオリティは問題ないですし、上記のとおり本作としての意義もあるわけですから、自分には合いそうだなと思った方であれば、十分楽しめるのではないでしょうか。

ランク:C(佳作)


駿河屋

DL版

Last Updated on 2024-08-09 by katan

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