『デゼニランド』は1983年にPC88用として、ハドソンから発売されました。
80年代を代表するADVの1つですね。
<概要>
ゲームジャンルはコマンド入力式ADVになります。
名前からも分かるように、ディズニーランドをモチーフにしたデゼニランドが舞台となり、ミツキマウスという臼を探すのが目的となります。
<感想>
非常に良く出来た作品でファンも多いのですが、個人的には、当時はミステリー偏重の傾向があったので、たぶん世間の評判ほどには楽しめなかったかと思います。
『デゼニランド』は、その面白さで後世に名を残した作品ではありますが、同時にある点において、悪い意味でも有名になってしまいました。
いや、特に本作だけの問題というのではないのですが、その問題の典型例として名前が出やすいといったところでしょうか。
と言うのも、本作はコマンド入力式のADVなのですが、ある場面で「attach cross」と入力させる場面があったのです。
この場面は十字架をはめるという場面であり、プレイヤーもやるべきことはすぐに分かるのです。
だから「set」とか「put」とかいろいろ打つのだけれど、あまり融通が利かなくて、それらの単語では先に進めません。
正解は「attach」なので、「attach」と入力しなければならないのですが、よほど英語に詳しい人でないと、普通の日本人だったら、attachなんて単語はすぐに浮かんでこないですよね。
そのため、この事例はコマンド入力式の難しさや問題点の代表例として、後世に伝えられるようになりました。
ADVにある程度の歯応えは必要だと思いますが、理不尽に難しいのは決してゲーム性が高いと言えるわけではありません。
むしろ類似の言葉でも反応する方が褒められます。
そういう意味では、ここはマイナス点ともいえるんでしょね。
<評価>
まぁそういう問題点がないわけでもないですが、基本的に良く出来た作品でしたからね。
名作とは言えるのでしょう。
私の評価はかなり低めですが、絶賛している人も多いですし、好きになる人はもっと高くても不思議ではない魅力を持った作品でした。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2026-01-25 by katan


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