『王将』は1984年にPC88用として、キャリーラボから発売されました。
私が初めて購入した非アクション系ゲームでした。
<感想>
さて、タイトルから想像がつくように、まんま将棋ゲームです。
違ってたら逆に怖いわけで、看板に偽りなしってやつです。
今なら変わったゲームを好んでプレイするのですが、初購入の作品は定番中の定番だったわけですね。
いや、正確には最初のPCがPC8801の初代の機種(…だと思う)で、家に来たのは83年だったんです。
PCだのパソコンだのって言い方ではなく、専らマイコンって呼ばれていた時代ですね。
83年はファミコンも発売された年だったのですが、私はファミコンより先にPCに触れたタイプでしたので、少数派だったのでしょう。
もちろんCD-ROMなんてものは存在せず、FDDも3.5や5.25インチではなく8インチでした。
最初は、ミニゲーム集とかちょっとしたオマケとか、今とは逆にアクション系には手を出していたのですが、もうタイトルが思い出せなくなってしまいました。
探せばどこかにあるのでしょうけどね。
そして非アクション系でもあり、覚えている中で最初のゲームがこの『王将』だったわけです。
購入した理由は単純なもので、単に当時、将棋にはまりかけていたからです。
やっぱり一人でも練習できるというのは大きいですからね。
内容的にはどうなんでしょうね。
買った当初こそ負けたりもしたのですが、次第に勝てるようになりました。
でも問題はそこにあるのではなくて、まだPCの性能が低いために、ちょっと複雑な攻め方をすると、PC側が延々と悩んでいたことにあるのです。
こちらが1手打つとしばらく向こうが考え、また1手打つとしばらく考えって感じで、段々待っている時間のほうが長くなってしまいました。
そのため、次第に、当時同じくはまっていた、海外翻訳物の推理小説を読んだりしてたのですが、考えてみれば何だか今より爺臭い感じですねw
そもそもこのゲーム自体、フロッピーやROMカセットですらなく、音楽を聴くのと同じカセットテープを用いていました。
カセットテープを二本入れられるダブルラジカセとかが昔ありましたが、ダブルラジカセが最強のバックアップツールだったころの話です。
そのカセットテープをセットして再生するのですが、ゲームを起動させるのにも30分くらいのロード時間、しかもピ~ガ~ってうるさい騒音付きだったんですね。
ひたすら待って、ようやく始めたゲームで、ゲーム中にも更に待たされるわけですから、とにかく辛抱と待つことの印象が鮮明に残っているのです。
ファミコンやSFCしか知らない人の中には、PSやSS以降の時代になりロードが耐えられないと言い出す人もいました。
そして昔のゲームはロード時間がなくて良かったと言い出すわけですね。
でも80年代前半のPCのゲームを経験していると、多少のロード時間は気にもならないのですよ。
あの当時に比べれば、今のロード時間なんてあってないようなものです。
まぁ、昔は情熱でもって待つことができたけど、今はすぐにイライラしてきちゃうわけで、TVの大きさと同じで一度快適なものに触れると、もう元に戻れないって気持ちもありますけどね。
そういうわけで、ひたすら待った記憶ばかりなのですが、でも当時のPCの性能ならこれも仕方なかったのでしょう。
最近は違うかもしれませんが、ゲーム機でも一時期までは、新ハードが出るたびにローンチとかで将棋ソフトが出たものでした。
ゲーム機の性能という面では、将棋ソフトは格好の物差しだったわけで、新ハードが出るたびに将棋ソフトを購入し、その度ごとに進化を感じたものです。
全然関係ない話ばかりになってしまいましたが、たまには思い出話ってことで。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-01-27 by katan


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