リベログランデ

アクション系

『リベログランデ』は1998年にPS用として、ナムコから発売されました。

元は97年にアーケードで出ていまして、本作はそのゲーム機への移植作品になりますね。

<感想>

私は、アクション系は、年々プレイする機会が減っていっていますが、それでも明確なコンセプトがあり、そこに興味が持てたら購入しています。
スポーツゲームなんてのは、当然スポーツを疑似体験するわけですが、その中でも、どうにも違和感があったのがサッカーでした。
サッカーは11人ということで、大概のゲームでは11人全員を扱います。
でも、現実では自分1人ですからね、実際にプレイするのと感覚は大分違ってきます。
かねてから現実に即した1人に絞ったプレイに興味を持っていたので、本作の移植は嬉しかったですね。

そういうわけですので、本作ではプレイヤーは選んだ1人でのプレイになり、他のキャラは全てCOMが扱うことになります。

こういうのは、上手くなれば無双プレイもできるのでしょうが、自分の中で縛りをかけた方が断然面白いでしょうね。

FWならひたすら待ち続けて、1チャンスを活かすことに全てを賭けるのも良いでしょう。
待った時間が長ければ長いほど、少ないチャンスを活かした時の快感は大きいものです。

MFなら最高のスルーパスで味方にゴールを決めさせる。
これが上手くいった時は、自らゴールを決めるより嬉しかったですね。
中盤でゲームを支配しつつ最後は委ねるってのは、このゲームで最高の快感でした。

ときにはDFでひたすら守るのもありでしょうし、ポジションによっていろんな楽しみ方が出来ました。

ナムコが作るだけあってグラフィックも良いし、細かい部分まで非常に良く出来ていて、快適にプレイ出来ました。

かように良い所も多かったのですが、チームによっては味方が役立たずなんですね。
DFが不甲斐ないから自分で守る、MFが決定機を作れないから自分でゲームを組み立てる、FWが阿呆なサイドチェンジでシュートを打たないから結局自分で打つ、外れたら敵のカウンターを食い止めるべく最終ラインまで自分が戻る。
当初の役割をこなすなんてコンセプトはもはや微塵もなく、結局全てをやるはめになることも多々ありましたね。

まさにフィールド内を縦横無尽って感じでした。
これはコンセプト的にどうなのかなとは思いましたが…、考えてみればタイトルは「リベロ」グランデでした。
やっていることは、まんまリベロだと思えば、タイトル通りの内容だったってことになるでしょうか。
まぁ、だからこそ、上記のような縛りプレイを完遂できたときは、余計にも嬉しさが込み上げてくるのでしょう。

若干変な点もありますが、他とはコンセプトが完全に異なったサッカーゲームですからね。
コンセプトに興味を持った人ならば、十分に満足できる作品だったのではないでしょうか。
アクションゲームなので評価は保留にしますが、名作と言って何ら違和感のないゲームだったと思いますね。


リベログランデ2

Last Updated on 2024-05-13 by katan

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