『テイルズオブファンタジア』は1995年にSFC用として、ナムコから発売されました。
今ではすっかり有名になったテイルズシリーズの1作目ですね。
SFCでは限界とも言われていた48Mの大ボリュームに、しゃべるキャラや主題歌の導入、そして何より当時人気の高かった藤島康介のキャラデザということで、見どころの多い作品でした。
<感想>
本作は、見どころは多いはずなのに、最初は世間的には注目されていませんでした。
私はキャラ目当てで購入したのですが、あんまりRPGはやらない友人の中でも、キャラ目当てでこれは購入したって人が何人かいましたっけ。
周りに藤島ファンが多かったから、自分の周りだけ盛り上がっていたようです。
肝心の中身ですが、非常に丁寧に作られた作品だなって感じでした。
RPGの好きな人が好みそうな要素はそつなく入れられているし、それでいて初心者でもプレイしやすいような、RPGが初めてでも楽しめる作りになっていました。
戦闘は簡易的なアクション要素が加えられていたのですが、アクション系が苦手な人でもクリアできる難易度でいて、それでいながらアクション系の持つ爽快感も持ち合わせていました。
アクションRPGではないのに、アクションRPGの良さも備えている。
これは中々できないわけで、それだけに非常に上手く作ってあるなと感心したものです。
かようにスキのない作りでしたので、欠点らしき欠点もなく基本的に万人が楽しめるかと思います。
減点法でならかなりの高得点になるでしょうし、もう少し自分が若かったら或いは絶賛していたかもしれません。
しかしながら、長所として挙げられたボリュームやしゃべるキャラ、主題歌なんかは、他の機種なら既にあるわけでして。
他の部分もそうなんですが、他機種も含めるとこの作品ながらの長所っていうものがないんですよね。
世界観もストーリーも普通で、王道好きな人には良いのかもしれませんが、やっぱり強烈な個性みたいなのは感じられなかったです。
<評価>
丁寧に作られた安心して遊べるゲームで誰にもお薦めできるのですが、それ以上に自分の中に訴えかけてくるものはありませんでした。
そういうわけですので、私的には良作止まりかなって印象です。
ここは自分でも不思議なのですが、TOPの後にTODをプレイしたときは、TODをボロクソに言っていたんです。
でも、今無性に懐かしいのはTODなんです。
それがTOPの物足りなさだったのかもしれませんね。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-10-26 by katan



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