『R.U.R.U.R ~ル・ル・ル・ル~ このこのために、せめてきれいな星空を』は、2007年にWIN用として、lightから発売されました。
ありそうでなかったタイプの作品であり、面白かったですね。
<感想>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
ストーリー的にはSFモノであり、SFの中でもスペースオペラになるのですが、そこに童話というか寓話が盛り込まれていたのが特徴的でした。
つまり、SF+寓話となるわけですね。
これはありそうでいながら、あまりなかったもので、結構新鮮な感覚でプレイできました。
設定的に満足できたSF系作品は久しぶりのように思います。
グラフィック等も普通に良いですし、基本的にはよくできた作品と言えるのではないでしょうか。
最近はSF系の作品も減ってきましたからね、とりあえずスペースオペラものを求めているのであれば、やってみて損のない作品だと思いました。
ただ、それを踏まえての話なのですが。
基本的な設定や構想が良いからといって、そこから即面白さにつながるわけではありません。
原作つき漫画で原作者に描かせても、必ずしも良いとは限りませんしね。
このライターは他の作品でも大元の設定は凝っているのですが、どうもテキストそのものに面白みが欠けるように思うのですよ。
本作でもテキストは比較的淡々としていますし、設定を活かしていないものも多々ありました。
また、アダルトゲームでエロ要素があることは本来は良いことなのですが、このゲームでは逆に違和感も感じてしまうわけでして。
そのくせ妙にHシーンばっかでしたしね。
総論部分は褒められるのに、各論部分はイマイチみたいな、妙な据わりの悪さも感じてしまったのです。
<評価>
総合では、良作に止めておきたいと思います。
ふと思ったのですが、これを演出・脚本能力に長けた人がアニメ化したら、もしかしたら大化けする可能性もあるのではないでしょうか。
どっかやってくれないものですかね?
ランク:B-(良作)

Last Updated on 2026-03-01 by katan


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