貝獣物語

1988

『貝獣物語』は1988年にファミコン用として、ナムコから発売されました。

最近はあまり見かけなくなった守備コマンド。
その守備コマンドの存在意義を学んだような作品でした。

<感想>

貝獣物語と言ったら、まず目に付くのが貝獣の可愛さなのですが、それ以外にも大きな特徴を何点か持った作品でした。

まず主人公は4人いまして、それぞれがマップの4隅にいます。
その主人公らを動かして進め、ある程度進めれば合流したりまた別れたりすることもできます。
4人いるということで、プレイヤーは順次切り替えることもできるわけで、主人公を変えながら進めていく点、及びそれらが合流する楽しみという点で、新鮮な感覚でプレイのできたRPGでした。
こういうのは当時は他にはなかったこともあり、とても異色な存在でした。

それ以上に印象的だったのが冒頭にも挙げた、防御コマンドの存在でした。
最近はアクション系全盛でコマンド式のRPG自体減っていますが、コマンド式であったとしても、防御というコマンドがないタイプのRPGも多いです。
でも昔のRPGには、防御ってコマンドのあるゲームが多かったのです。
でも、コマンドがあっても、多くの場合、全然使わないわけで、当時からこれ何のためにあるんだろうって常に不思議に思っていました。

『貝獣物語』では、ある意味システムの盲点で、人によっては邪道に思えるかもしれないのですが、全員防御させて攻撃を食らったキャラのみに攻撃させるのを繰り返すと、ほぼ確実に強い敵にも勝てるという特徴がありました。
なるほどな、システム次第では防御も非常に活きてくるのだなと、防御の大切さを学んだ作品でした。

ただ、これをやると戦闘の幅が狭くなってしまうし、かと言って全くやらないと戦闘が厳しくなるわけで、バランス的にはどうだったのかなとも思いましたけどね。

<評価>

まぁいろいろ偏っていて褒めきれない部分もあるので、一応は良作に留めておきますが、
熱狂的なファンもいましたし、それ位印象深いゲームではありましたね。

ランク:B-(良作)


Last Updated on 2025-10-13 by katan

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