『おとめ・ぱーてぃ』は1989年にPC88用として、テクノポリスソフトから発売されました。
おとめとぱーてぃの間の・は、実際はハートマークになります。
変則的なオムニバス作品であり、猫を主人公にしたストーリーが印象的でしたね。
<ゲームデザイン>
ゲームジャンルはコマンド選択式のADVになります。
本作がかわっているのは、最初に主人公の年齢を設定できるところです。
その設定した年齢により、主人公は、「子供」「中学生高校生」「フリーター」「サラリーマン」「老人」の5つのどれかに分類されます。
そして、その分類されたカテゴリーによって、各主人公に用意されたショートストーリーが始まるのです。
いわば本作は、変則的なオムニバスゲームってところですね。
<ストーリー>
内容的には、そのストーリーごとに与えられたヒロインとのHが、最数的な目的となります。
例えば、主人公が子供(実は子供社長)なら、お付きのお姉さま(秘書)が相手となります。
他方で、主人公が老人なら、看護してくれる看護婦さんが相手になります。
中学生高校生は、家庭教師に来てくれたイトコのお姉さんが相手となり、フリーターとサラリーマンは知り合った女子高生が相手になります。
年の差であるとか、なかなかマニアックなツボをついてきており、そのギャップというのか、組み合わせが良いのです。
ちなみに、私のお気に入りは、主人公がサラリーマンの場合のヒロインである、女子高生の朝比奈さんでした。
下の画像に写っている女の子ですね。

さて、本作には、もう一つ面白いところがありました。
実は、最初の選択における性別の項目で、女性も選べるのです。
そして女性を選ぶと、なんと主人公が子猫になります。
ぬこですよ、ぬこ!!
ぬこが何とも可愛いかったですね~
d
ストーリーとしては、その子猫が、いなくなった飼い主の男の子を探す旅に出るというものになります。
これがまた、序盤から何とももの悲しい音楽でね。
それだけで胸が詰まってきます。
いや~昔から『は~りぃふぉっくす』とか好きでしたから、こういう動物ものには弱いのですよ。
まぁ、このストーリー自体は、やや中途半端なこともあり、必ずしも絶賛というわけでもないのですけどね。
そこは、ちょっと残念でした。
<感想>
本作は、ショートストーリーの集合といった作りですが、どれも全然違う雰囲気ですし、ヒントモードもあることから楽に進行もできます。
そのため、飽きずに安心して一気に遊べる作品でした。
比較的、初心者向けといった感じのゲームだったのでしょう。
まぁ、ぬこシナリオは、アダルトビデオ借りたら、間違って中にトトロが入っていたみたいなものですからね。
人によっては何だこれって感じたかもしれませんが、個人的には、オマケなら、これはこれでありじゃんって思いました。
そもそも、エロゲだからエロだけとか、恋愛ものだから恋愛だけっていうのではなく、オマケ的にこういう懐の広さはもっとあっても良いと思います。
もちろん、アダルトゲームならアダルトゲームであるという、きっちりとした本筋があることが前提で、その上でのオマケの話としてですけどね。
また、グラフィックについても、対象となるヒロインの年齢は高めなのですが、キャラの方は、炉利ではないのですが、全体的に可愛らしい絵柄です。
まぁ、子猫が一番可愛かったのですけど。
<評価>
総合的には、ゲーム自体は小粒というのもありますし、H目的のストーリーだけなら佳作程度かなと思うのですが、ぬこシナリオがありますので、全体では良作といったところでしょうか。
ちょっと甘めというか、今回は主観面による部分も大きいので、一般的には佳作程度と捉えた方が無難でしょうけどね。
当時はあまりオムニバスは好きではなかったのですが、こういう変わった趣向のあるゲームもたまには良いものですね。
Last Updated on 2024-05-06 by katan



コメント
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>ぬこですよ、ぬこ!!
私はkatanさんのこの台詞が聞けて幸せです
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この作品の猫は可愛かったです。
子猫が主人公となって旅するADVとか、またプレイしたいと思うのですが、今だとなかなか発売できないのでしょうね。