源平繚乱絵巻 -GIKEI-

2021

『源平繚乱絵巻 -GIKEI-』は2021年にWIN用として、インレから発売されました。

インレお得意の歴史作品。
今作は平安末期の源平を扱った作品になります。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
源氏に所縁のある叶納神社の息子・叶納世志常。
その世志常には楼子という妹と対岸の西叶納神社の娘・紫都香という幼なじみがいる。
同じ学園に通う仲良し3人組。
その仲は、ずっと続くものだと思っていた……。
そんなある日、3人は学園の修学旅行で京都へ行くことに。
その修学旅行先で、妹の楼子が鞍馬寺で謎の失踪をしてしまう。
楼子の行方を探すため、世志常と紫都香も鞍馬寺へ。
だが、世志常と紫都香は鞍馬寺の金堂で気を失ってしまった。
2人は目を覚ますと、同じ鞍馬寺だが何かが違う。
そう……そこは約850年前、平安時代の鞍馬寺だった。

<感想>

史実を題材にしたエロゲというのは、最近ではこのブランド以外はあまり見かけませんので、この手の作品が好きな人であれば、プレイして損はないのでしょう。

もっとも、史実部分はともかくとして、オリジナル部分が弱いというのがこのブランドの傾向であり、そのため、私はあまり好きではなかったりします。
その傾向は本作も同様、いやむしろより顕著になっており、過去作のファンであっても本作は楽しめないという人も、少なからずいるように思います。
そういう意味では、ストーリー目当てという人の場合、同ブランドの作品の中でも、本作の優先度はかなり低いといえます。

他方で、このブランドには、他にも特徴があるわけで、具体的には演出になります。
バトル系エロゲの場合、戦闘シーンが登場しますが、ゼロ年代中盤から増えた燃えゲーの戦闘シーンは、そのほとんどがアップシーンの多用と、ピカピカ光る演出の多用によって誤魔化したものであり、戦闘の動きが全然分からないものばかりでした。
私はそれが非常に不満であり、いわゆる燃えゲーの点数がことごとく低くなっているのも、バトルシーンが描けていないからという理由が大きいです。

その点、本作は、バトル時のキャラの動きがきちんと表現されており、個人的には満足度が高かったです。
本作の場合、この戦闘シーンを見るだけでも、プレイしてみる価値はあるように思います。

<評価>

演出、特にバトルシーンは良かったのですが、ストーリーが弱いということもあり、総合では佳作とします。

ストーリー目当ての場合、もの足りなく感じる可能性が高いですが、燃えゲーが好きで、バトルシーンに注目するのであれば、楽しめる可能性は高くなるように思いますし、プレイしてみる価値はあるように思いますね。

ランク:C(佳作)

駿河屋

DL版

Last Updated on 2024-08-06 by katan

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