『きゃんきゃんバニー リミテッド 5 1/2』は、1994年にPC98用としてカクテルソフトから発売されました。
シリーズ6番目の作品。
ただ、価格的にも位置付け的にもファンディスク的側面が強く、タイトル名には6ではなく5 1/2(5と2分の1)と付けられています。
<感想>
「プルミエール」と「エクストラ」によって、PC98時代屈指の人気を得たスワティ。
もっとも、今回のサポート役は、そのスワティではなく後輩のサワディとなります。
後輩の見習いということで能力面も未熟ですが、見た目もまだまだお子様です。
サワディは主人公のために懸命に頑張ろうとするのですが、変な解釈ばかりでいつも余計な方向に話が進んでしまいます。
しかもスワティが影からサポートって感じなのに対し、サワディは終始くっついてくる感じなんですね。
だから主人公とサワディの掛け合いを楽しむって感じの作品でした。
とにかくサワディの印象が強い作品でしたね。
一応ナンパが目的なはずのゲームなのですが、ナンパ相手の女の子たちは全然記憶に残っていませんもんw
まぁそれは私の記憶力に問題があるのかもしれないけれど、それだけサワディが目立ったってことです。
ゲームシステムは普通のコマンド選択式のADVで、ストーリーそのものも特筆することはありません。
ボリュームもそんなにないですし、名作かと聞かれたらノーと答えざるを得ないでしょう。
でも、プレイ中はサワディの起こす騒動で終始楽しかったし、プレイ時間の短さのわりには、サワディというキャラがハッキリと記憶に残っているわけですからね。
きゃんバニらしさは残しつつも、新しいきゃんバニ像を作り上げることに成功したと考えると、良くできていたのでしょう。
<評価>
誰もが安心して無難に楽しめる、そんな典型的な良作タイプの作品って感じでしょうか。
ボリューム的にも小粒な作品でもあるのですが、その分価格も安いですからね。
それも考慮すれば良作と判断してよいかと思います。
私はどっちかと言うと、お子様のサワディよりも、スワティの方が好きだったんですね。
だから初プレイ時も、こんな外伝よりも、スワティで続編作れよって思っていました。
でも、今は何となく、もっとサワディを見てみたかったように思います。
シリーズは家庭用ゲーム機への移植等もあり、プルミエール2を作ることになります。
もし、移植等がなく、PCだけでやっていたならば、サワディシリーズの続編が見られたのかもしれませんね。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-10-07 by katan



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