『桃太郎電鉄』は1988年にファミコン用として、当時のハドソンから発売されました。
本作自体はかなり古いですが、その後もシリーズ化されているので、知っている人も多いでしょう。
当時は、桃伝よりも桃鉄の方が有名になるとは思いもしませんでしたね。
<感想>
ゲームジャンルはボードゲームになります。
端的に言えば、スゴロクゲームですね。
桃鉄はサイコロを使って日本全国を移動しながら各地の物件を買いあさり、鉄道王となることを目標とします。
細かいシステム面ではこの1作目と2作目以降では異なる面があるけど、まぁそこら辺の細かいところは、ファンサイトさんとかに任せましょう。
ボードゲーム=スゴロクって、一見当たり前っぽいけど、それは日本での話にすぎません。
ボードゲームの盛んなドイツなんかでは、サイコロを使わないボードゲームも幾らでもありますからね。
そういう意味では、本作はボードゲームとしてのゲームデザインの観点からは、斬新とまでは言えないのかもしれません。
しかし、本作と実際のボードゲームを比べるのは野暮ってもんでしょう。
このゲームが発売されたのは88年。
88年はSLGやRPGとかで様々な種類が発売され、飛躍的に進化した年です。
ボードゲーム系も以後増えていきます。
でも、「以後」なんですよね。
桃鉄発売時に、ここまで個性的かつ完成されたゲームもなかったです。
本当のボードゲームみたいに設置する手間もかからないし。
この点は非常に大きかったですね。
私の年越しは毎年、従兄弟と年越し桃鉄でした。
手軽に皆で盛り上がれるゲーム。
そういう意味では、当時これ以上のゲームはなかったんですよね。
それと、ゲームとしての面白さは勿論のこと、それ以上に地理に強くなれたってのは大きかったです。
当時の自分の周りを見渡してみると、地理に強い人たちは皆この桃鉄で鍛えられていた気がします。
それこそが、実は何よりの特徴だったんではないでしょうか。
歴史に強い人は光栄のSLGにはまった人。
地理に強い人は桃鉄にはまった人。
そんな連中が周りに結構いたもんです。
ゲームに反対する親には、こういう作品を教えれば良いんですよ。
それにしても、世の中って分からないものですね。
当時の認識では『桃太郎伝説』という大作があって、外伝的な従たるイメージで『桃太郎電鉄』が発売されてたはずです。
でも、今ではすっかり桃鉄の方が有名になってしまいました。
最近の人はむしろ、桃鉄は知ってても桃伝は知らないんじゃないかな。
20周年を迎えた本作のCMを見るたびに感慨深く思うのです。
Last Updated on 2026-05-02 by katan



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