『学園ソドム』は1995年にPC98用として、PILから発売されました。
すえひろがりさんを原画に迎え、露出羞恥好きには最高の作品でした。
<概要>
ゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。
あらすじ・・・いつもと変わらぬ平和な朝。
TVでは死刑囚が刑務所を脱走したという物騒なニュースをやっている。
しかし、そんなことは神林にはおおよそ無関係な話である。
神林は大学4年生。教育実習生として義妹の未玖が通う『聖マリアンヌ学園』に通っている。
その実習も今日が最後の日。神林は未玖と共にまぶしい初夏の朝陽を浴びて家を出る。
生きて2度と帰れないかもしれない家を…
平和な午後の授業は1発の銃声で引き裂かれた。
刑務所を脱走した灰田という死刑囚が、猟銃を片手に神林が最後の授業を行っていた教室に現れた!!
40人の女子校生達は人質に取られ、前代未聞の教室ジャック事件がここに始まった。
それは、同時に異常性格者である灰田による地獄絵図の始まりでもあった。
神林はクラスの女の子たちの命と貞操を、悪魔のような男から守れるのだろうか!?
阿鼻叫喚の学園ソドムの中で・・・
<グラフィック>
最初から趣味全開になってしまうのですが、私はすえひろがり(末広雅里)さんの漫画が大好きです。
知らない人用に説明すると、成年漫画で露出・羞恥ものを専門にしていて、かなり昔から活躍されている方なのです。
そして私は、露出ものも好きではありますが、どちらかというと羞恥ものが好きなんでしょうね。
そんな私にとって、すえひろがりさんは貴重な人なのです。
露出・羞恥っていったら、やっぱりこの人ですからね。
『学園ソドム』の原画はすえひろがりさんが担当しています。
もう、それだけでも満足なんですよ。
<感想>
考えようによっては、よく発売できたなって気もしますが(今後はもう、こういうのは駄目なんでしょうね・・・)、
ストーリーは死刑囚が監禁した人質らを凌辱していく展開が続きます。
すえひろがりさんを起用したのは伊達ではなく、取材に来た報道陣のTVカメラの前でやっちゃうシーンとか、凌辱にも露出・羞恥色が強く出ています。
露出・羞恥系作品の名作って意外と少ないんですよね。
いや、作品の絶対数自体が少ないと言えるでしょうか。
あまり需要がないんでしょうかね?
私は凄く好きなんですが・・・
まぁ、そこら辺の理由はよく解らないけれど、『学園ソドム』が数少ない名作の1つであることは間違いないでしょう。
グラフィックもストーリーも納得の出来でしたしね。
露出羞恥ものが好きな人には、間違いなくオススメの1本なのではないでしょうか。
また馴染みがないって人であっても、属性が開花するくらいの良さも持ち合わせていると思います。
<ゲームデザイン>
さて、基本的なシステムは、コマンド選択式のADVになります。
分岐もありますし、ノベルゲーとの中間というか、当時の言い方にすれば、マルチストーリーマルチエンディングADVとなるでしょうか。
ここまでなら珍しくない形式なのでしょうが、実は本作のシステムには1つ大きな特徴があります。
それは、選択肢を選ぶ際に時間制限があることです。
このシステムは翌年に発売された『サクラ大戦』にも用いられてますから、そっちで初めて経験した人も多いんじゃないかと思います。
大した問題でもないけれど、一応こっちが先ってことになりますね。
とはいえ、私は単に緊張感を増すとの理由だけで、選択肢に時間制限を設けることは好みません。
アクションゲームををやってるんじゃないんだから、ゆっくり選ばせろよって思ってしまうのでね。
しかし本作は、人質をとって時間的に切迫した状況下の物語ですからね。
物語の展開や性質を考えると、のんびり選ばせてる方が不自然と言えるでしょう。
したがって、本作に関しては、このシステムを採用したことは、非常に効果的だったと思います。
<評価>
露出・羞恥を強調した最初期の作品であると同時に、優れた内容を有した名作と呼べるでしょう。
この属性が好きならば、ぜひやってもらいたい作品ですし。
ただ、本作のゲーム的な特徴は時間制限付き選択肢だけなので、もちろんそれは並のADVよりは優れているものの、他のPIL作品よりはやや控えめな気はします。
個人的には好きな作品ではあるけれど、『SEEK』や『堕落の国のアンジー』とかと比べると、どうしても小粒な印象は否めないですかね。
まぁでも、いつも思うことでもあるのですが。
エルフの蛭田さん、アリスのTADAさん、シーズの剣乃さん、D.O.の広崎さんなどが有名ではありますが、PILの田所さんもまたゲームのトータルデザインをすることが出来る、数少ない逸材であったのでしょう。
ストーリー・世界観と、それに合ったゲームシステムを、その作品ごとに構築してくる。
こういう人って、今のアダルトゲームでは本当にいなくなりましたから。
そう思うと、もっと田所さんのゲームをやってみたかったものですね。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2024-11-01 by katan



コメント
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ちわす
このゲームをプレイしたことありますが
有名な漫画家だったんですか、それは知らなかったです
ゲーム性はたいしたことないけど
思想性はありましたね
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>>京さん
こんにちは
実はプレイ当時は自分も知らなかったんですけどね。
後に知って、凄く好きな漫画家になりました。
内容が内容だけに知名度は低いかもだけど、
属性がある人の間ではかなり有名なんじゃないかと思います。
プレイ時はゲーム部分は普通かなって認識でしたが、
サクラ大戦とかで時間制限が斬新だの何だのって意見を聞かされると、
こっちが先だよな~って思ったものです。