『DOR』は1992年にPC98用として、D.O.から発売されました。
ジャンルはオムニバス形式のコマンド選択式のADV。
1本のゲーム内に、3本のシナリオが収録してありました。
<概要>
本作の原画のほとんどは広崎さんが手がけているのですが、シナリオはいろんなライターが担当していたようです。
シリーズ全体では5作続いていることから、ディーオーと言えば、このシリーズという人もいるのではないでしょうか。
本作に収録されている作品は以下になります。
①プラネタリウム
とあるプラネタリウムに立ち寄った主人公は、1人の女性と知り合います。
閉ざされた閉鎖空間で2人は危険な一時を過ごすことに・・・ってお話。
②テレフォンスキャンダル
主人公は初めてツーショットダイヤルに電話をかけた高校生。
約束した場所に行ってみると女性は2人います。
主人公は付き添いの女性に惹かれていくのだけど・・・ってお話。
③加奈子さんの憂鬱
突然主人この家を訪ねてきた美少女。
「あの、血を吸わせていただけませんか?」と尋ねた彼女は、臆病で人見知りな吸血鬼の加奈子さん。
血を吸わせるかわりに、1日こきつかうことにした主人公と加奈子さんのお話。
「加奈子さんの憂鬱」はシナリオも広崎さんが担当していました。
なお、「加奈子さんの憂鬱」は『DORベストセレクション」にも収録されてますし、後に単体でも発売されています。
<感想>
最近はほとんど見なくなったものの、当時はわりとあったオムニバス形式。
まぁ、今のノベルゲームの共通ルートを削除すれば、あっというまにオムニバス作品の出来上がりですからね。
見なくなったというより、形を変えただけとも言えるかもしれませんね。
内容的には、ディーオーが作るだけあって普通には楽しめたのですが、それ以上でもそれ以下でもないってところでしょうか。
そのため、本来ならあえて取り上げるまでもないのかもしれませんが、1つ凄く忘れられないことがありまして。
というのも、PC98のゲームにアリスソフトの『ONLY YOU』があります。
この作品、メインヒロインがコナミのと○○モのメインヒロインに似ているとかで、それで通販専用になったという噂がありました。
その真偽は知らないのですが、似ているというならば、コナミのそのヒロインこそ、「加奈子さんの憂鬱」の加奈子さんに似ているだろと思うのですよ。
まぁ、性格は正反対な感じですけどね・・・
<評価>
こだわる人なら、そこでこだわるのでしょうが、私は自分好みのキャラが一杯いればそれでも良いじゃんって感じなもので。
つまりは、この手の顔が好きなわけで、本作もそれだけで満足って感じでしたね。
内容的には、キャラに興味がなければ凡作程度の出来なのかもしれませんが、キャラが凄く好みだったということで、個人的には佳作としておきたいと思います。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-08-27 by katan



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