2008年の5月10日にゲームブログを始めてから、今日でちょうど18年となりました。
最近はまた忙しくなっているのですが、皆さんは、面白い作品に出会えているでしょうか。
<解像度を上げるということ>
今回、画像で挙げたボールペンは、ビスコンティのホモサピエンスになります。
何も知らない人が見れば、平凡な黒と金のペンに見えるかもしれません。
しかし、このペン、実は軸の素材の5割が溶岩でできています。
だからなのか、とにかく頑丈で傷がつきません。
高いペンを買って傷がついたら怖いという人には、最適なペンです。
このような軸を見てしまうと、素材マニアな私は、他の素材はどうなのだろうと、いろいろ探したくなってしまいます。
また、マットな質感で、吸湿性があることから、汗っかきな人にも向いています。
汗で滑りやすい人なんかは、滑らないペンを探したことがあるという人もいるでしょう。
私も汗っかきであることから、一時期、吸湿性のある素材のペンをいろいろ試したものです。
さらに、このペンは、フックセーフロックという独自のキャップロックシステムを搭載しており、非常にキャップの開け閉めが簡単で、これを経験してしまうと、他のキャップ式のペンが面倒に感じてしまいます。
かように、1本のペンの中にも、見るべき点はいくつもあるのです。
ところで、勉強の例えに挙げられる「一杯のコップの水」という話があります。
たとえば、算数を勉強したら、ここに 200ml の水があるとわかる。
理科を勉強したら、水は水素と酸素でできていることがわかる。
社会を勉強したら、コップには浄水場でキレイになった水が入っていて飲めることがわかり、世界にはキレイな水を飲むことができない人もいることがわかる。
美術を勉強したら、この水の反射をどうやったらキレイに描けるかがわかる。
といった感じで続いていきます。
これは、なぜ勉強するのかということを分かりやすく説明しようとしたもので、もし、どの勉強もしていなかったら、このコップにあるのはただの「水」で終わるという話になります。
これって、つまり、同じものを見ていたとしても、その人の持っている前提知識次第で、全然別のものに見えてしまうということでしょうし、得られるものも全然異なりうるということなのでしょう。
<私たちが「今」の物差しで測れないもの>
この前提知識次第で見え方が全然異なってくるということに関して、先日、Xで気になる投稿がありました。
下の画像が投稿されたものになります。
これは、「神童は大人になってどうなったか」という書籍の一部のようで、東大合格後に司法試験に挑み続け、8年目の浪人生活を送る男性の話になります。
これをみて、適性が合わないとか、勉強方法が間違っているとか、いろいろ言っている人がいますが、どれも、今の新司法試験の観点での話になっているんですね。
文章を見れば、この方が、旧司法試験を受けていた時の話をしているのは明らかです。
確かに、新司法試験になり、必要な暗記量は桁違いに少なくなりました。
どうすれば合格できるかのノウハウも蓄積され、今では、そこそこの大学を出れば、ロースクールで何年か勉強すれば、多くの人が受かる試験になりました。
短答式試験は論文式試験と同じ期間に行われ、短答は単なる足切りでしかありませんし、普通に勉強していれば受かります。
でも、昔の旧司法試験は全然違っていたのです。
上記の方は、司法浪人8年目ということであれば、東大卒業から8年目ということなのでしょうが、その間、短答式試験にも1度しか合格していないとのこと。
これ、この方が特別向いていないとかではなく、普通にこういう人、一杯いたんですよね。
その後、どうなったか知りませんが、10年かかって受かっても全然遅くはないですし、似たような状況の人は、本当に多かったのです。
短答式試験も単なる足切りではなく、むしろここが一番倍率が高かったですし、試験日が1日違えば、合格者の3分の1が変わると言われるくらい、シビアな試験でした。
もう一つ加えると、今は短答式試験と論文試験が同じ期間に行われること、論文試験の方が点数の比重が圧倒的に高いことから、最初から皆、論文試験の勉強を中心に行っています。
しかし、旧司法試験では、母の日に短答式試験が行われ、それに合格した人のみが、7月下旬に論文試験を受けることができました。
そのため、論文試験の勉強は後回しで、短答式だけに絞って勉強している人も多数おり、それが短答式試験を更に難しいものとしていたのです。
憲法でいえば、芦部憲法と4人組憲法はほぼ暗記に近いくらい頭に入っている必要があり、論理と理解だけでは太刀打ちできない試験だったということですね。
そういった前提知識といいますか、当時の状況を知っていると、この記事は、そうだよね、十分ありえる話だよねってなります。
でも、当時の状況を知らないと、まったく適性のない人とか相性の悪いと人という変な話に見えてしまうのかもしれません。
<ゲーム評価と歴史的背景>
ゲームブログで一体何を書いているのかと思われた方もおられるかもしれませんが、ゲームだって同じです。
同じ作品をプレイしていても、発売当時の状況を知っていると知らないとでは、見え方が変わってくることも大いにあります。
その作品がなぜ発売当時に高く評価されたかの理由をまったく知りもせずに、今の観点から見るとダメと評し、二番煎じ、三番煎じの作品の方を高く評価するのを見ると、何ともやりきれない気持ちになってしまいます。
そんなわけで、作品の評価や感想については、出来る限り発売当時の観点から書くようにしています。
ちょっとその辺の記載が少ない掲載作品もたくさんあるので、本当は、どの作品にも、その視点を加筆できれば良いのですけどね。
<近況>
ただ、まぁ、目下のところ、先のことを語るよりも、まずは早く移転作業を終わらせねばですね。
19年目となる今年は、とにかく終わらせることを目標にしましょう。
1986年~1988年、2008年~2010年がまだ未了なので、できるだけ早くに終わらせたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。
本当は今日までに終わる予定だったのですが、3月と4月が異常に忙しく、公私ともに多忙を極めたことから、間に合いませんでした。
それもあり、アニメとかもあまり見ることができていません。
ゲームやアニメで面白い作品がありましたら、教えていただけると嬉しいです。
Last Updated on 2026-05-10 by katan

コメント